★「尊敬する」「なんて男だ」観客が心臓発作、カディスGKがAED片手にダッシュし蘇生に貢献「素晴らしい判断」

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カディスのGKヘレミアス・レデスマが緊急事態に見事な動きを見せた。

10日、ラ・リーガ第5節のカディスvsバルセロナが行われ、0-4でバルセロナが勝利した。

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カディスのGKヘレミアス・レデスマが緊急事態に見事な動きを見せた。

10日、ラ・リーガ第5節のカディスvsバルセロナが行われ、0-4でバルセロナが勝利した。

試合はバルセロナが後半に4ゴールを決めて快勝。レデスマはゴールにカギをかける守護神としての仕事は果たせなかったが、それ以外の部分で大きな仕事をやってのけた。

この試合では、0-2で迎えた81分にアクシデントが発生。エスタディオ・ヌエボ・ミランディージャのスタンドでカディスサポーターの男性が心臓発作を起こし、治療のために試合が一時中断した。

これにより試合は30分以上にわたり中断。主審の判断で一時ロッカールームに引き上げた両チームの選手たちは、短いウォームアップを含めた約50分間の中断を経てプレーを再開した。

メディカルチームが自動体外式除細動器(AED)を持ってスタンドで治療していた中、レデスマはベンチに向かってダッシュ。AEDを手に取ると、そのままスタンドに向かって全力で走り、ピッチからAEDを投げ入れていた。

なお、男性はその場で蘇生。プエルタ・デル・マル病院の集中治療室(ICU)に搬送され、入院しているという。

レデスマの素晴らしい行動には「素晴らしい」、「尊敬する」、「なんて男だ」、「素晴らしい判断だ」、「重要な行動だ」と称賛の嵐となった。

なお、かつて所属したアルゼンチンのロサリオ・セントラルは、レデスマの行動を称え、「下部組織で育ち、心肺蘇生法を指導されている」と、かつての経験からの行動であると称えている。

【動画】AEDをベンチに取りに行きダッシュで届けスタンドに投げ入れるレデスマ



2022年9月11日(日)12:10

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