ブラジル屈指の強豪チーム同士の対戦が、なんとも後味の悪い一戦となってしまった。ブラジル『グローボ』が伝えている。
18日、カンピオナート・ブラジレイロ(ブラジル全国選手権)第27節のフラメンゴvsフルミネンセが行われた。3位と4位の上位対決として大きな注目を浴びた一戦は1-2でフルミネンセが勝利を収めたのだが、86~89分にかけて両チーム計4人の退場者を出す大荒れの展開となった。
フルミネンセの1点リードで迎えた86分、ボックス付近でのファウルを発端に事件は発生。フラメンゴFWマリーニョが倒れた相手選手を踏みつけたかと思えば、それに激昂したフルミネンセDFマノエウがマリーニョを体当たりで突き飛ばす。当然ながら両選手ともレッドカードが提示された。
さらに、両選手を制止する輪とは別のところでフラメンゴDFダビド・ルイスとフルミネンセMFフェリペ・メロの元ブラジル代表同士が激しくエキサイト。すかさず主審が割って入ったものの、お構いなしで口論を続け、主審も半ば諦めた様子で2人のそばを離れていった。
こちらはなんとか落ち着いたようだが、続く89分にもこの大乱闘が尾を引く形で両チームから1人ずつ退場者が。フルミネンセは開始早々の6分にも退場者を出しており、両チーム合わせて5枚ものレッドカードが提示されるという試合になってしまった。
【動画】両軍にレッド... さらにD・ルイス&F・メロがエキサイト