ドルトムントのエディン・テルジッチ監督が、バイエルン戦を振り返った。クラブ公式サイトが伝えた。
今シーズン最初の“デア・クラシカー”。すでに3敗しているドルトムントとしては、勝利を収めたい試合だった。
しかし、33分にレオン・ゴレツカにゴールを奪われると、53分にはサディオ・マネがゴールを決めて2点ビハインドとなる。
このままやられるかと思われたが、74分にユスファ・ムココが1点を返すと、敗戦と思われた95分にアントニー・モデストが起死回生のゴール。2-2の引き分けに終わった。
テルジッチ監督は、試合を振り返り、難しいものになったとしながらも、最後まで諦めずに同点とした選手たちを称えた。
「とても激しい試合だった。特に前半は守備がとても良かったし、中央を封じることができた。ボールは目の前にあった。シュートを1本しか打たせなかったが、0-1となった」
「そして、感情やリスクを冒す意欲がスタンドからチームに伝わると、規律を維持することはあまり簡単ではない」
「そこからオープンにするのが早すぎて、スペースが大きくなりすぎないように気をつけなければいけない。結局、乱暴な展開となった。これは交代させたから意図的なものだった」
「82分には同点に追いつくビッグチャンスを逃したが、最後の瞬間まで何かができると信じていたことはとてもポジティブだった」
「最終的には多くのチャンスが作れたため、とても価値のある勝ち点1だった。バイエルンに対して0-2で負けている時は、大体0-4、0-5で試合が終わる。ただ、今日はそんなことはなかった」
「今日のために、メンタリティの問題に喝を入れることができていた」
【動画】モデスト、95分の劇的同点ゴール