元日本代表指揮官のアルベルト・ザッケローニ氏が、21日に他界した工藤壮人(享年32歳)の訃報にメッセージを寄せた。
ザッケローニ監督は、2010年に岡田武史監督の後任として、日本代表監督に就任。2014年のブラジル・ワールドカップ(W杯)まで指揮を執った。
自身の在任期間である2013年5月に工藤を日本代表に初招集。2013年7月の東アジア選手権(現:EAFF E-1サッカー選手権)の中国代表戦でデビューさせると、工藤は1ゴール1アシストの活躍で応え、E-1選手権の全3試合に出場。その後も招集していた。
日本代表の指揮官として工藤を指導したザッケローニ監督は、日本サッカー協会(JFA)を通じて今回の訃報に哀悼の意を表している。
「工藤壮人選手の突然の訃報に接し、非常に驚いています。ここに謹んで哀悼の意を表します」
「彼の日本代表チームへの貢献、特に2013 年の東アジア選手権での献身的なプレーが目に焼き付いています」
「日本代表は私の第二の家族です。彼のご家族や全ての関係する人たちと共にありたいと思います」
【写真】ザッケローニ監督と握手する工藤壮人