ヴィッセル神戸の元日本代表DF槙野智章と吉田孝行監督が対決した。
一時は明治安田生命J1リーグで最下位に沈むなど苦しんだ神戸。三浦淳寛監督を解任すると、途中登板したミゲル・アンヘル・ロティーナ監督もチームを立て直せなかったが、吉田孝行監督就任以降は勝ち点を積み重ね、ついに残留を確定させた。
好調を維持している神戸だが、その雰囲気は良好。12日の湘南ベルマーレ戦後のロッカールームでは、監督から休暇が延びることを告げられた選手たちが「タカユキ!タカユキ!」とコールが鳴り響いたことも話題を呼んでいた。
良い雰囲気は試合だけでなく練習からも続いている。クラブの公式YouTubeチャンネルは、「ある日のいぶきの森球技場。新ゴールキーパーの誕生!?」と動画を投稿すると、そこにはキーパーグローブを着けた槙野の姿があった。
モンテネグロ代表FWステファン・ムゴシャ相手にスーパーセーブを見せながらも、元日本代表MF小林祐希、元日本代表DF初瀬亮、元日本代表DF酒井高徳といった選手たちにはゴールを決められてしまう槙野。そんな中、なんと吉田監督までシュートに参加した。
J1通算356試合53得点の実績を持つ元ストライカーの吉田監督。1本目は力みからかシュートは枠外に飛んで行ってしまったものの、2本目は本職GKでも止められないような強烈なミドルシュートをゴールに突き刺し、カメラに向かって「今のバッチリ?」と自慢げに確認していた。
槙野も思わず「あれは…取れない」と絶句した見事な一撃。ファンからも「現役復帰?」、「あんなんまだ撃てるならいうといてやー笑」、「流石」、「これはタカユキコール案件」と驚きの反応が多く寄せられていた。
【動画】これは止められない!吉田孝行監督のスーパーミドル