★「誰一人欠けてもいけない」チーム一丸で初のJ1へ、岡山GK金山隼樹が誓う「全力でみんなで行くだけ」
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クラブ史上初となるJ1昇格を目指すファジアーノ岡山監督のキャプテンであるGK金山隼樹が、J1参入プレーオフのモンテディオ山形戦へ意気込みを語った。
Jリーグは28日、J1参入プレーオフに出場するクラブの合同記者会見を実施。
クラブ史上初となるJ1昇格を目指すファジアーノ岡山監督のキャプテンであるGK金山隼樹が、J1参入プレーオフのモンテディオ山形戦へ意気込みを語った。
Jリーグは28日、J1参入プレーオフに出場するクラブの合同記者会見を実施。対戦カードごとに選手と監督が出席した。
V・ファーレン長崎、コンサドーレ札幌(現:北海道コンサドーレ札幌)でプレーした金山は、2018年から岡山にやってきた。
岡山に来て5年目のシーズン。今シーズンは明治安田生命J2リーグで13試合に出場していた。
クラブとして2度目のJ1昇格のチャンス。前回は2016年で、プレーオフでは松本山雅FCに勝利したが、セレッソ大阪に1-0で敗れ、J1昇格を逃していた。
過去にJ1でもプレー経験のある金山。長崎時代の2013年にプレーオフを経験している。
今回の山形とのPOに向けては「ファジアーノ岡山は1年間通して、一戦一戦目の前の試合で戦い続けた結果が、プレーオフまで来ています。プレーオフも同様に、チーム全員で一体感を持って、山形に対して全力でぶつかって、しっかりと勝ちにいきたいと思います」とコメント。チームがやり続けて来たことを出すだけだとした。
岡山は今季限りで退団する選手もすでに発表され始めている状況。各選手が様々な境遇でプレーオフを迎えることとなる。
金山は「この時期は毎年色々な立場の人がいる中で、今年のファジアーノは、出ている選手、出れていない選手、色々な立場の選手全員が、チームのために全力を尽くせることが今年のチームの強さでした」とコメント。「今のチームは、1週間でも2週間でも、最長3週間、一緒になって一致団結している状況です」と、最後まで戦うために団結は忘れていないとした。
キャプテンとして過ごした金山。出番がない時期もあった中、チームをまとめるための働きかけについては「一番言い続けたのは、チームで誰一人欠けてもいけないということです」とコメント。「誰が出ても結果を残せる、ファジアーノの力を出せるというのは、みんなが日頃の練習を全力でやってきた成果だということを常にみんなに声掛けしていました」と、日頃の努力が結果に繋がっていることを強調したようだ。
J1昇格をかけて戦う山形は今季4度目の対戦。相手の印象については「個々の技術、サッカーの攻撃力が凄く強く、今年3度対戦して凄く感じていました。難しい、簡単な試合にはならないと思いますが、自分たちの力を全力で出して、ファジアーノらしいサッカーをしたいと思います」と、自分たちのやるべきことをやるだけだとコメント。やりにくさについては「なかなか1シーズンで何回も試合をすることはないですが、やりにくさというよりは、自分たちにとってもJ1昇格という明確な目標があるので、それに向けて全力でみんなで行くだけかなと思っています」と、自分たちにフォーカスしたいとした。
試合は30日(日)の14時から岡山のホーム、シティライトスタジアムで行われる。
2022年10月28日(金)23:05