★「技術的に世界最高のチームの1つ」カナダ代表監督が日本代表に言及、PKでの"パネンカ"には「新たなカナダだ」

Getty Images
カナダ代表のジョン・ハードマン監督が、日本代表戦を振り返った。カナダ『CTV News』が伝えた。

記事全文

カナダ代表のジョン・ハードマン監督が、日本代表戦を振り返った。カナダ『CTV News』が伝えた。

17日、カタール・ワールドカップ(W杯)前の最後のテストマッチを行ったカナダと日本。試合は日本が相馬勇紀のゴールで前半に先制すると、カナダはCKの流れからスティーブン・ヴィトーリアが押し込み同点に追いつく。

後半はカナダが押し込みながらも決定機は迎えられず。逆に日本は選手交代、システム変更で流れを取り戻し、山根視来がポストを叩くシュート放つなどゴールに迫った。しかし、後半アディショナルタイムに山根がファウル。カナダはPKを獲得するとルーカス・カヴァリーニがしっかりと決めて土壇場で逆転。1-2で勝利を収めていた。

ハードマン監督は日本戦を振り返り、チームの自信が見えたとコメントした。

「結果を得ることは我々の自信にとって重要であり、勝つことはおまけのようなものだ」

「技術的に世界最高のチームの1つである日本に対し、チームがアイデンティティを示せるかを確認する必要があった。だから、今夜の私にとっては、本当のチームのパフォーマンスだった」

また、最後の最後で獲得したPKをパネンカ(チップキック)で決めたカヴァリーニについても言及。前回同じ形で失敗したにもかかわらず、再びそのチャレンジを行ったことを讃えた。

「ルーカス・カヴァリーニにはとても満足している。最後のその瞬間を掴み、パネンカをすることはとても勇気が必要だった。これが新たなカナダであることを示している」

「彼は前回パネンカをやった時、失敗していた。だから私は選手たちに言った『もしパネンカをやったら、大変なことになるぞ』とね。そしたら彼はやったんだ(笑)」

「でも、それは彼らに自信があるということを示している。この試合に入るメンタリティは、得点しなければいけなかったということだ」

「相手がどうなのかは心配していない。でも、ウルグアイとの試合ではゴールを決められなかった。だから、ガッカリしたと言ってあった」

「今夜はディフェンスの良さも見せたと思う。日本がポストを叩くシーンもあったが、厄介なことから免れた。運に任せるしかないし、相手もそうだったはずだ」

カナダはカタールW杯でグループFに入っており、23日にベルギー代表との初戦を迎える。

【動画】権田修一がなんとか反応も防げなかった絶妙なパネンカ



2022年11月18日(金)10:35

mixiチェック
LINEで送る
【関連ニュース】
ドローンでのスパイ行為が問題のカナダ女子代表、東京五輪の金メダルにも疑念が…コパ・アメリカでは男子も使用、慣例的に行われていた可能性が浮上
カナダ代表が新監督にジェシー・マーシュ氏を招へい、韓国も狙っていた指揮官
トロント、昨夏にニューカッスルを退団したマシュー・ロングスタッフをフリーで獲得!
日本と対戦するカナダ代表がメンバー発表!アルフォンソ・デイビスやジョナサン・デイビッドを選出【国際親善試合】
在籍12年、女子と男子の代表でW杯出場を果たしたハードマン監督がカナダ代表監督を辞任…10月からトロントFCの監督就任「新たな挑戦に踏み出す時期」
戻る
(C) SEESAW GAME, Inc.