来シーズンからJ3に昇格する奈良クラブは27日、フリアン・マリン・バサロ監督(33)の契約更新を発表した。
バサロ監督は、スペインのバルセロナ出身。U-21タイ代表監督などを務め、2021年から奈良クラブを指揮している。
チームを率いて2年目でJFLで優勝を果たし、チームは悲願のJリーグ入りが決定していた。
バサロ監督はクラブを通じてコメントしている。
「奈良の街で継続することができ、とても嬉しく思っています。この数ヶ月、私も家族もサポーターの皆さまからたくさんの愛情をいただきました。これからもサポーターの皆さまに感謝しながら、クラブのために頑張っていきたいと思います」
「JFLのチャンピオンとしてJリーグに昇格したことは、奈良クラブにとって歴史的な出来事でしたが、優勝したこと以上に評価すべきことがあると思います」
「浜田社長が来てからのクラブの変革は、あらゆる分野でグローバルに展開されており、このことからも、J3昇格は日本サッカー界の未来に向けたプロジェクトの始まりに過ぎないと言えるでしょう」
「Jリーグでのプロジェクトを率いるために、私とエコノメソッドに信頼を寄せてくれた社長に感謝したいと思います。2023年にJ3クラブとしてさらに強固なクラブになるよう、精一杯努力します」
【写真】奈良クラブをJFL優勝に導き、J3でも指揮を執るバサロ監督