12年半ぶりにJリーグの舞台に立ったセレッソ大阪のMF香川真司が、ファンへの感謝を綴った。
2006年2月、FCみやぎバルセロナから加入した香川。1年目は出番が得られなかったが、J2に降格したことで2年目の2007年には35試合に出場し5得点を記録。2008年には35試合で16得点と躍動。2009年には44試合27得点でJ2得点王にも輝いた。
2010年夏にドルトムントへと移籍してヨーロッパでのキャリアをスタート。マンチェスター・ユナイテッド、ベシクタシュ、レアル・サラゴサ、PAOKテッサロニキ、シント=トロイデンと渡り歩き、12年半ぶりに古巣へと戻った。
昨年秋に手術を行ったこと、そしてチームへの合流が遅かったこともあったが、チーム内にケガ人が多く出たこともあり開幕戦ではメンバー入り。そして71分にレオ・セアラとの交代で出場。12年半ぶりにJリーグのピッチに立った。
その香川は75分に絶妙なスルーパスを見せると、そのパスに反応した山中亮輔のクロスから最後は奥埜博亮が技ありシュート。これでC大阪は逆転。その後新潟に追いつかれ、2-2の引き分けとなったが、香川はいきなり仕事をしてみせた。
試合後、インスタグラムを更新した香川はサポーターに感謝。次戦での勝利を誓った。
「まず最初にファン、サポーターの皆さん応援ありがとうございました」
「W-upで皆さんの声援を聞いた時、正直この2週間色々あった感情がすっと消え、ただただ夢中になる事ができました」
「それは僕にとって大きな一歩になったと感じています」
「改めてタフなシーズンになると思います。チームとしてさらに課題を修正しながら、次の試合にむけて向上していきます」
この投稿には、DF長友佑都やFW浅野拓磨、FW宮市亮、MF細貝萌、DF酒井高徳、MF梅崎司などが反応。かつて日本代表の10番を背負った男の活躍を待ち望む人は多い。
【写真】香川真司が12年半ぶりにJリーグに出場
【動画】香川真司が起点に! 奥埜博亮の技ありゴール