★「夢を実現するために日中に働く方が遥かに良い」1stレグで先勝のミラン指揮官、2ndレグに気を引き締める「突破の確率は50%」
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ミランのステファノ・ピオリ監督がナポリ戦を振り返った。イタリア『スカイ・スポーツ』が伝えた。
ミランのステファノ・ピオリ監督がナポリ戦を振り返った。イタリア『スカイ・スポーツ』が伝えた。
12日、チャンピオンズリーグ(CL)準々決勝1stレグでミランはホームにナポリを迎えた。
セリエA勢同士の対決。リーグ戦では大きく水を開けられていながら、10日前の対戦では0-4とミランがアウェイで快勝していた。
再戦となった中、試合はナポリペースでスタート。押し込む時間帯が続くも、40分にイスマエル・ベナセルのゴールでミランが先制する。
負けたくないナポリだったが、後半はミランが主導権を握り出すと、74分にはナポリのアンドレ=フランク・ザンボ・アンギサが2度目の警告を受けて退場。数的有利となったものの、ミランは押し込み切れずに1-0で勝利するに終わった。
大きなリードとはならなかったが、先勝したミラン。ピオリ監督は試合を振り返り、反省点がありながらも勝てたことを喜んだ。
「スピードと激しさの点で、ハイレベルの素晴らしい試合になっただろう。少しミスが多すぎるが、とてもバランスの取れた2つのチームの間で、素晴らしい感情が生まれたはずだ」
「ナポリのようが良いスタートを切ったと言わざるを得ない。ドリブルが多すぎた。彼らは攻撃的であったが、その後に試合に勝った」
「良い試合をプレーしたが、多くのコストをかけたとしても、数的優位をより有効に生かすべきだった。結果は我々に通過するチャンスを与えてくれる」
ただ、2ndレグについては何も変化がないとコメント。夢を見るためにも、しっかりと働きたいとした。
「結果がどうであれ、突破するパーセンテージは変わらない。突破の確率は50%だ。チャンピオンズリーグで優勝できるか?夜に夢を見ることは良いことだが、夢を実現するために日中に働く方が遥かに良い」
「常に一歩ずつ、1試合ずつ考えてきた。今はリーグ戦を考え、目標は前進することだ」
2023年4月13日(木)10:20