Jリーグは13日、出場停止選手を発表した。
今回は12日開催の明治安田生命J2リーグから2名が出場停止に。FW杉山伶央(いわきFC)、DF藤原優大(FC町田ゼルビア)が対象となった。
杉山はツエーゲン金沢戦に後半開始から途中出場。50分に警告を受けると、71分に2度目の警告を受けて退場となっていた。
また、藤原はジュビロ磐田戦に先発出場。79分に磐田がカウンター。後藤啓介が抜け出してGKまでかわすとそのままシュート。これは翁長聖がクリアしていた。
ここまでは問題がなかったが、ラインを割ったボールを山田大記がすぐに拾い上げようとしたが、ブロックに入り近くに倒れていた藤原優大が取らせないように邪魔。すると、山田がこれに怒り藤原に触れると、激昂した藤原がボールを拾いに行った山田を押し倒し転がる事態に。これに磐田の選手が激昂。ベンチメンバーやスタッフを含めて報復行為の藤原に詰め寄り、両軍が入り乱れての乱闘劇となった。
その後、主審と副審が状況を整理。期限付き移籍後初先発だった藤原が退場処分を受けることとなった。
Jリーグはこの件について、「ボールとは関係の無いところで相手競技者を過剰な力で突き飛ばした行為は、「乱暴な行為」に該当する」と判断したとのこと。1試合の出場停止となった。
【明治安田生命J1リーグ】
DF車屋紳太郎(川崎フロンターレ)
第8節 vs名古屋グランパス(4/15)
今回の停止:1試合停止
【明治安田生命J2リーグ】
FW杉山伶央(いわきFC)
第10節 vsザスパクサツ群馬(4/16)
今回の停止:1試合停止
DF藤原優大(FC町田ゼルビア)
第10節 vs大分トリニータ(4/16)
今回の停止:1試合停止
【JリーグYBCルヴァンカップ】
DFイヨハ理ヘンリー(京都サンガF.C.)
第4節 vsセレッソ大阪(4/19)
今回の停止:1試合停止
【動画】乱闘に発展してしまった問題のシーン