アル・ナスルのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドのプレーが物議を醸している。
18日、サウジ・プロフェッショナル・リーグ第25節のアル・ヒラルvsアル・ナスルが行われた。
浦和レッズとのAFCチャンピオンズリーグ(ACL)決勝を控えるアル・ヒラルの日程により、前倒して行われた試合。2位につけるアル・ナスルは首位のアル・イテハドを追いかけるためにも負けられない試合となる。
しかし、試合はアル・ヒラルが優勢に。0-0で迎えた42分にはPKを獲得すると、オディオン・イガロがしっかりと決めて先制する。
1-0出迎えた後半、問題のプレーは57分に発生。C・ロナウドの行く手を阻もうとしたグスタボ・クエジャールがボールとは関係ないところで体をぶつけにいくと、C・ロナウドはぶつかりながらヘッドロックをかける形で後ろに引き倒す。
ボールとは関係ないクエジャールのファウルにもなったところ、まさかの格闘技の技にアル・ヒラルの選手たちは抗議。プレミアリーグでも笛を吹いていたマイケル・オリバー主審は、イエローカードに留めることとなった。
ファンは「何をやってるんだ?」、「スポーツを間違えた?」、「サッカーに飽きたのかな」、「UFCかと思った」、「なぜ赤じゃないんだ?」とコメント。さらに注目されたのは主審のオリバー氏。「なんでサウジアラビアにいる?」、「彼はサウジアラビアになぜいるの?」、「なぜイエローなんだ」とコメントが集まっていた。
なお、試合は62分にもPKが与えられ、イガロが決めて2-0でアル・ヒラルが勝利。アル・ナスルはリーグ優勝からさらに一歩後退。アル・ヒラルは23日に首位のアル・イテハドと対戦し、その後に浦和とのACL決勝を戦う。
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