かつてレアル・マドリーでプレーした元ブラジル代表DFマルセロの息子、エンツォ・アウベスくんがスペイン代表に招集された。
フルミネンセから2007年1月にマドリーに加入したマルセロ。2022年9月の退団まで、15年半在籍し、5度のチャンピオンズリーグや6度のラ・リーガなど数多くのタイトル獲得に貢献。超攻撃的な左サイドバックとして名を馳せた。
マドリー退団後はオリンピアコスでプレーし、現在は古巣のフルミネンセに戻りプレーを続けているマルセロ。一方で、息子のアウベスくんは2022年12月にマドリーと契約を結び、アカデミーでプレーしている。
現在13歳のアウベスくんは、マドリーのインファンティルAでプレー。14試合で32ゴールという驚異的な数字を残している。
父と同じブラジル代表への道も開かれている中、スペイン出身というともありスペイン代表への道も残されている状況。そんな中、スペインサッカー連盟(RFEF)が4月末から開催されるPinatar Arena Supercup(ピナタル・アレナ・スーパーカップ)に臨むU-15スペイン代表に招集したという。
マルセロは、自身のインスタグラムでスペイン代表のユニフォームを着用している息子の写真をアップ。「無限の誇り、愛している。おめでとう」とコメントし、息子の代表選出を喜んだ。
これには元ブラジル代表FWパトやマドリーのMFルーカス・バスケス、FWヴィニシウス・ジュニオールなどが反応。この先どこまで飛躍していくのか、注目が集まる。
また、アウベスくんも「新たな挑戦を始めよう。頑張ろう!」と自身のインスタグラムに投稿。マルセロだけでなく、父の元同僚であるハメス・ロドリゲスやアルバロ・アルベロア、そして移籍市場に精通していることで知られるジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏もエールを送っている。
【写真】マルセロの息子、世代別スペイン代表に選ばれユニ姿で笑顔