チャンピオンシップ(イングランド2部)で守護神が奇跡を起こした。
19日に行われたチャンピオンシップ第43節のブラックバーンvsコベントリー・シティの一戦。昇格プレーオフ進出を目指す両チームの勝ち点差は「1」という状況であり、互いにシーズン終盤の大きな一戦となった。
試合は39分にブラックバーンがサム・ギャラガーのゴールで先制。コベントリーはなかなか反撃できず、敗色濃厚となった。
このまま1-0でブラックバーンの勝利かと思われたが、後半アディショナルタイム5分にコベントリーがCKのチャンスを獲得。ラストプレーに望みをかけ、GKベン・ウィルソンもゴール前に上がり攻撃参加した。
すると左CKからグスタボ・ハメルがゴール前にクロス。すると、猛然と飛び込んだウィルソンの身体に当たったボールは、そのままゴールに転がり込み、コベントリーが奇跡の同点劇。そのまま試合は終了し、1-1の引き分けに終わった。
気合いでゴールに押し込んだウィルソン。ファンは大盛り上がりとなり、SNSでも「これが勝利への執念」、「今週のハイライトだ」、「スーパー・ベン」、「信じられない終わり方」、「こんな事が起こるとは」とコメントが集まっている。
この引き分けによりブラックバーンはプレーオフ圏内の6位、コベントリーは勝ち点差「1」の8位に位置。残りは3試合となった。
【動画】これぞ奇跡!昇格への執念が詰まったGKの劇的同点弾