アルビレックス新潟のMF伊藤涼太郎が絶妙なFKを披露した。
新潟は29日、明治安田生命J1リーグ第10節でFC東京とアウェイで対戦。2020年から2年間新潟を率いていた、アルベル監督との再会の一戦を迎えた。
特別な一戦で美技を披露したのは、やはり伊藤だった。仲川輝人の先制点により、ビハインドで迎えた12分、新潟はボックス手前中央でFKを獲得する。
左なら堀米悠斗、右なら伊藤という場面で、伊藤はGKの視線からボールを隠す役割の味方へ入念に指示。壁の上から落とせそうな距離だったが、壁の外側から転がすような弾道でGKヤクブ・スウォビィクの逆を突いた。
発想を実現する確かな技術力に加え、心理戦でも相手を上回った新潟のマエストロ。『DAZN』のYouTubeにも「本当に凄まじいテクニックです」、「技術力が高すぎる」、「心理戦がさすがすぎる」、「マエストロ涼太郎なんでも出来てすげーわ」、「どーやって蹴ったんや」、「伊藤には何が見えてるんだ」などの賛辞が相次いでいる。
試合はその後ディエゴ・オリヴェイラに勝ち越し弾を許し、新潟は1-2で敗れたものの、攻撃のタクトを振る伊藤には「日本代表によびなさい!」、「A代表確定!」と、さらなる高みでその姿を見たいとの声も多数寄せられている。
【動画】新潟・伊藤涼太郎がまたもFK弾!GKとの駆け引き制した技あり"コロコロFK"