★アンチェロッティ就任は1年後…茨の道歩むブラジル代表、新たな暫定監督を立てる方針か

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ブラジル代表は茨の道を歩んでいくようだ。スペイン『Relevo』が伝えている。

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ブラジル代表は茨の道を歩んでいくようだ。スペイン『Relevo』が伝えている。

レアル・マドリーを率いるイタリア人指揮官、カルロ・アンチェロッティ監督(64)の招へいを目指しているブラジルサッカー連盟(CBF)。ブラジル『グローボ』は、8回もの会談に臨んだ末、マドリーとの契約が切れる2024年6月の就任で大筋合意に到達したと報じている。

しかし、2026年の北中米3カ国共催ワールドカップ(W杯)に向けた南米予選は今年9月からスタートする予定で、当然ながら指揮官が必要。現在はU-20ブラジル代表のラモン・メネゼス監督が兼任という形で暫定的に指揮を執るが、本業に専念させるべく、新たなつなぎ役を立てる方針だという。

ところが、オファーしたブラジル人指導者1名、外国籍指導者1名はいずれも拒否。CBFは秘密裏に実施した交渉の情報をほとんど漏らしておらず、『グローボ』も具体的な名前はわからないという。

はっきりしているのは、CBF、そしてブラジル代表が茨の道を歩んでいくということだ。

W杯南米予選の最初の6試合を暫定監督でやり過ごし、2024年6月に開幕するコパ・アメリカ(南米選手権)を就任直後のアンチェロッティ監督で戦い、そしてW杯本大会へ…とてつもなくハイリスクだが、それだけカルロ・アンチェロッティという名前に価値を見いだしているということなのだろう。

ブラジル代表の今後1年間に目を通すと、今年9月、10月、11月にW杯南米予選を計6試合こなし、2024年3月にはヨーロッパ遠征としてマドリーの本拠地、サンティアゴ・ベルナベウでスペイン代表と対戦。また、スペイン代表戦の前後にもう1試合が組まれる予定となっている。

2023年7月3日(月)16:43

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