★6月度のJリーグ月間MVPが発表! 神戸・武藤嘉紀「結果でチームをけん引」、町田・エリキ「群を抜いていた」、富山・佐々木陽次「絶対的な結果」

©︎J.LEAGUE
Jリーグは18日、6月度の「明治安田生命Jリーグ KONAMI 月間MVP」を発表した。

各月の明治安田生命Jリーグにおいて、最も活躍した選手を表彰する「明治安田生命Jリーグ KONAMI 月間MVP」。

記事全文

Jリーグは18日、6月度の「明治安田生命Jリーグ KONAMI 月間MVP」を発表した。

各月の明治安田生命Jリーグにおいて、最も活躍した選手を表彰する「明治安田生命Jリーグ KONAMI 月間MVP」。明治安田生命J1リーグはFW武藤嘉紀(ヴィッセル神戸)、明治安田生命J2リーグはFWエリキ(FC町田ゼルビア)、明治安田生命J3リーグはMF佐々木陽次(カターレ富山)が受賞した。

武藤、佐々木は今シーズン初、エリキは2・3月以来となる2度目の受賞。なお、武藤は2015年3月以来、通算2度目の受賞となる。

武藤は6月に行われた2試合でいずれも先発。2ゴール2アシストの成績を残しただけでなく、相手PA内へのスプリント数も10回とトップの数字を記録し、ハードワークでチームを支えた。

選考委員会の総評と武藤のコメントは以下の通り。

◆Jリーグ選考委員会による総評

反町康治委員
「チームの好調の裏には彼の献身的なプレーがある。6月の2試合もほぼフル出場をし、2得点2アシスト」

槙野智章委員
「先月から引き続き、得点とアシストという結果でチームをけん引。アシストではリーグ1位(7/8現在)。ハードワークを続けており、神戸の好調要因の大きなひとつ。ウイングのポジションでゴールから遠い位置だがアシストだけでなく得点も取れている」

北條聡委員
「攻守問わず、ハイレベルな活躍。2得点2アシストは言うに及ばず、プレスを含む高強度の守備も見事だった」

◆FW武藤嘉紀(ヴィッセル神戸)
「6月度の月間MVPを受賞できて、とてもうれしく思います。アシストもゴールもチームメイトがいないとできないですし、この受賞もチームのみんながあってこそのことなので、本当にみんなに感謝しています。受賞自体は全く予想していなかったので、自分が受賞と聞いたときは驚きました。チームとしては、大迫選手が前月に受賞をしており、それに続けたのでこの点もうれしかったです。チームとしても個人としても大事なのは、自分たちが最後にどの順位にいるかということなので、引き続き良いプレーをしてチームを引っ張っていきたいと思います」

エリキは4試合に出場し4ゴール4アシストと圧巻の成績をマーク。タックル数、こぼれ球奪取数でも優れた数字を残し、J2で首位を走るチームの原動力となった。

選考委員会の総評とエリキのコメントは以下の通り。

◆Jリーグ選考委員会による総評

佐藤寿人委員
「4ゴール4アシストを達成。チーム総得点の8ゴール全てを導いた活躍は群を抜いていた。ゴールの可能性があまりないシーンでも得点を奪い切った。シーズン序盤ではなくエリキ選手対策が取られている時期のこの数字は素晴らしい」

平畠啓史特任委員
「4ゴール4アシストと好調をキープ。長崎戦のすべてのゴールに絡む2ゴール2アシストは圧巻。エリキのスピードはわかっていても止められない」

◆FWエリキ(FC町田ゼルビア)
「6月のKONAMI月間MVPに選んでいただき感謝の気持ちでいっぱいです。私のサッカー人生の中でも幸せな経験で、受賞できたのは、ファン・サポーターの皆さんの応援があってこそだと思います。また監督を始めチームスタッフ、チームメイトのみなさん、パートナー企業の皆さまがいなけらばなしえなかったことです。本当に皆さんに心から感謝しています。どうもありがとうございます」

佐々木は4試合に出場して4ゴール2アシスト。ラストパス、スルーパス成功数もトップの数字を誇り、攻撃面で違いを見せた。

選考委員会の総評と佐々木のコメントは以下の通り。

◆Jリーグ選考委員会による総評

反町康治委員
「得点だけでなくチャンスメイクも出来る。今後チームのキープレイヤーになってくれることに期待」

平畠啓史委員
「初スタメンから今季初ゴール。そして、6月4ゴール2アシストの活躍。富山出身の佐々木がトップ下で攻撃を牽引。吉平翼や高橋駿太とも好連携」

坪井慶介委員
「6月からスタメンを取り、4ゴール、2アシストという絶対的な結果。チームの結果につながっており今月のMVPにふさわしい」

◆MF佐々木陽次(カターレ富山)
「このたびは、明治安田生命JリーグKONAMI月間MVPに選んでいただきありがとうございます。数多く素晴らしい選手がいる中、受賞できたことを大変嬉しく思います。チームとしてJ2復帰の目標を達成できるように、そして多くの方々に支えてもらいながらになりますが、個人としても活躍していけるよう、これからも頑張っていきたいと思います。J2復帰には、ここからが大事な試合になってきます。これをきっかけに、カターレ富山に注目してくれる人が増え、スタジアムがさらに盛り上がると嬉しいです」

2023年7月18日(火)16:53

mixiチェック
LINEで送る
【関連ニュース】
「全く違った気持ちで決勝」 個人で天皇杯連覇の宮代大聖、神戸にタイトルもたらすV弾は「結果論ですけど良かった」
神戸が2度目Vで今季2冠に王手 G大阪相手の71年ぶり関西勢決戦を制す【天皇杯】
天皇杯決勝のG大阪vs神戸のスタメンが発表! 71年ぶり実現の関西勢対決、G大阪は宇佐美貴史が負傷欠場
「成長を感じられる試合」…東京Vは王者相手のダブル逃すも前回対戦以上の手応えと自信得る
神戸が後半ATの土壇場被弾で東京Vとドロー…山川哲史2戦連発も首位陥落の可能性【明治安田J1第36節】
戻る
© livedoor