オーストラリア&ニュージーランド女子ワールドカップが20日に開幕。両ホスト国は白星発進をしたが、入場者数でも記録を打ち立てた。
ファーンズの愛称を持つニュージーランド女子は、イーデン・パークでの開幕戦で1995年のW杯女王・ノルウェー女子代表と対戦。48分に挙げたハナ・ウィルキンソンのゴールを守り切り、出場6大会目にして悲願のW杯初勝利を手にした。
5万人収容のスタジアムには4万2137の観衆が駆け付け、男女通じてニュージーランドサッカーにおける入場者記録を大幅に更新。ニュージーランド『Stuff』によれば、これまでの歴代最多は2017年に男子代表が記録した3万7034人で、女子代表では今年の1万2721人、女子サッカーでは2008年のU-17女子W杯決勝の1万6162人が最高だった。
また、約8万人収容のスタジアム・オーストラリアで同日に行われたオーストラリア女子代表vsアイルランド女子代表には7万5784人が来場。マチルダスの愛称で知られるオーストラリアは大エースのサマンサ・カーを負傷で欠くも、ステフ・キャトリーのPK弾で辛くも白星を手にした。
オーストラリアは14日のフランス女子代表との壮行試合で5万629人を集め、これまでの最多入場者数3万6109人を大幅に更新していたばかり。早々に記録を更新するなど、各国女子サッカーの熱量は上がる一方だ。
【動画】見事なパスワークから今大会初ゴール!NZに初勝利をもたらしたウィルキンソンのゴール