モナコのMF南野拓実が、リーグ・アン開幕戦のクレルモン戦を振り返った。
13日、モナコはアウェイでのクレルモン戦でシーズン開幕を迎えた。
最後のプレシーズンマッチとなったバイエルン戦でもゴールを決めていた南野はこの試合でも先発起用。すると、1-0とビハインドで迎えた26分にアシストを記録する。
自陣からのロングパスをペナルティアーク手前に走り込んだヴァンデウソンが胸で落とすと、ボックス左で受けた南野が折り返す。これをゴール前に走り込んだヴァンデウソンが流し込み、モナコは同点に追いついた。
さらに2-2となった70分には、ボックス内での縦パスを絶妙なターンで受けて相手をかわしてグラウンダーのクロス。これをヴァンデウソンが折り返し、最後はベン・イェデルが決めていた。これが決勝点となり、2-4でモナコは勝利。南野は85分に交代したが、1ゴールと決勝点に繋がる動きで勝利に貢献していた。
試合後、『Prime Video』で南野がコメント。開幕戦での勝ち点3獲得を喜んだ。
「とても難しい試合でした。今日は勝ち点3が欲しかったですが、それが上手くいってとても満足しています」
「前半、特に最初の10分間はあまり良くなかったですが、ペースを変え、よりプレスをかけ、それが状況を変えることに繋がりました」
昨シーズンは、フィリップ・クレメント監督の下でなかなか結果を残せないと、出番も失い苦しいシーズンに。ファンからも期待を裏切られたと批判を受けることもあった。
しかし、今シーズンはザルツブルク時代に指導を受けたアディ・ヒュッター監督が就任し再会。南野は良い関係を築けているとし、シーズンへの意気込みも語った。
「僕は監督と良い関係を築いています。僕は彼のことを長い間知っていますし、それをシーズン中にも示していきたいと思います」
【動画】技アリ!南野拓実が冷静な判断で絶妙アシスト
【動画】相手を翻弄する南野拓実の完璧なターンが決勝ゴールをお膳立て