落馬事故で入院していたパリ・サンジェルマン(PSG)の元スペイン代表GKセルヒオ・リコが、無事に退院することとなった。『The Athletic』が伝えた。
リコは5月末に故郷のセビージャでの休暇中に乗馬を楽しんでいた際に落馬。暴れた馬と衝突して落下し、頭を蹴られたことで頭部を負傷し、集中治療室(ICU)に入っていた。
その後、およそ3週間の昏睡状態に陥っていたが、6月19日に意識を取り戻すと、以降は一般病棟に移り、SNSを通じてこれまでの多くのサポートへの感謝を伝えるなど、順調に回復していた。
リコは8月に入り脳動脈瘤を治療する手術を受けており、無事に成功。そして、事故が起きてから82日後に退院することとなった。
当初はより早く退院することが見込まれていたが、複雑な症状の影響と合併症を伴ったために退院が遅れたとのこと。入院していたビルヘン・デル・ロシオ病院が退院することを発表した。
ただ、プレーへの復帰に関してはまだ先の話に。まずはリハビリを計画的に進め、回復に努めることが優先される。
【写真】古巣であるセビージャからの歓迎とサポートを受けるセルヒオ・リコの妻