AZの日本代表DF菅原由勢が攻守で良パフォーマンスを披露した。
AZは21日、エールディビジ第9節でヘーレンフェーンとホームで対戦。ギリシャ代表FWヴァンゲリス・パヴリディスがハットトリックを達成し、3-0で快勝した。
リーグ戦のみならず欧州コンペティションでもスタメンが続く菅原は、代表活動後も当然のように先発出場。1-0でリードして迎えた16分にはCKの守備で見事なゴールカバーを見せ、ペッレ・ファン・アメルスフォールトの強烈なシュートを頭で跳ね返した。
76分には敵陣右サイドでの組み立てに参加し、3人目の動きで右ポケットへ侵入すると、丁寧なマイナスのラストパスでパヴリディスの3点目をお膳立て。今季のリーグ戦4つ目のアシストをマークし、直後の80分にお役御免となった。
オランダ『Voetbal Zone』は今節のベストイレブンに、AZからハットトリックのストライカーはだけでなく、右サイドバックの菅原も選出している。
AZは10月も白星を重ねて8勝1分けとし、全勝の首位PSVの背後にピタリと付ける。菅原自身もリーグの公式月間ベストイレブンに8月、9月と続けざまに選出されており、29日の第10節NEC戦の活躍次第で、3カ月連続の選出も大いにあり得る。
【動画】菅原由勢、組み立て参加からの絶妙動き出しに正確クロスでアシスト記録