シント=トロイデンの日本代表DF橋岡大樹が劇的な決勝ゴールを奪った。
27日、シント=トロイデンはジュピラー・プロ・リーグ第12節でモレンベークと対戦した。鈴木彩艶はフル出場し、伊藤涼太郎は先発してハーフタイムに山本理仁と交代。藤田譲瑠チマは87分から途中出場し、岡崎慎司、小川諒也、シュミット・ダニエルはメンバー外となった。また、モレンベークの安部柊斗は84分から途中出場している。
アブバカリ・コイタのPKでシント=トロイデンが82分に先制し、モレンベークも90+3分にマフタル・ゲイエが同点弾を奪取。終盤にスコアが動いた一戦は、最後の最後にホームクラブが再び前へ出た。
90+6分、エリック・ジュニオール・ボキャが個人技を見せ、左サイドをえぐってのクロスを送ると、大外へ走り込んだ橋岡が相手の頭を1つ越える高い打点のヘディングシュートを叩き込んだ。
浦和レッズ時代もウイングバックとしてプレーする中で、ビルドアップの逃げ道やターゲットの1人として、空中戦の強さを発揮していた橋岡。決勝点のヘッドも当てただけではなく、コースを見極めた見事な一撃だった。
殊勲の橋岡はゴールパフォーマンスで足を攣っていたこともあり、直後に交代。勝ち越したシント=トロイデンが5試合ぶりの白星を手にしている。
ファンはこのゴールに「橋岡らしい!」、「AT弾は燃える」、「打点高けぇ」、「気持ちいい」、「ゴールパフォーマンスで足攣ってる」とコメント。それでもチームの勝利に貢献する気持ちを見せた橋岡を称賛する声が集まっている。
【動画】橋岡大樹が高い打点のヘディング弾で決勝点奪取!