ブライトンに所属する日本代表MF三笘薫の離脱期間は4~6週間程度になる見込みだ。イギリス『The Athletic』が伝えている。
三笘は21日に行われたプレミアリーグ第18節でクリスタル・パレス戦に先発出場。しかし、後半終盤に左足首を痛めて負傷交代。試合後にスタジアムを離れる際には松葉杖で歩いている姿も確認されていた。
さらに、三笘は23日に自身のインスタグラムで「いつも応援ありがとうございます。少し離脱になりますが、また強くなって帰ってきます」と自身の負傷を認めていた。
ブライトンを率いるロベルト・デ・ゼルビ監督は、28日に行われるプレミアリーグ第19節のトッテナム戦に向けた公式会見の場で最新のチームニュースに言及。三笘が約1カ月の戦線離脱となり、日本代表として参戦が見込まれた来月からのAFCアジアカップ2023出場が絶望的であることを認めた。
「我々はカオルを約6週間失うことになる。おそらく、4、5、6週間はかかる」
「(アジアカップ出場の可能性は?)私はないと考えている」
今回のデ・ゼルビ監督のコメントによって三笘のアジアカップ欠場はほぼ決定的と見られ、日本代表とクラブにとって大きな痛手となるが、勤続疲労が顕著な状況において今回の離脱を良い形で休養期間に充ててシーズン終盤の躍動に繋げてほしいところだ。
【写真】松葉杖姿でスタジアムを後にする三笘薫
【動画】三笘薫が負傷した瞬間…交代後はしんどそうな表情も