日本代表が1日に国立競技場で『TOYO TIRES CUP 2024』のタイ代表戦に臨み、5-0と快勝した。
超WSの選手採点と寸評は以下の通り。
▽日本代表採点[4-2-3-1]
©︎超ワールドサッカー
※採点は10点満点。及第点は「5.5」、「0.5」刻みで評価
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし
GK
23 鈴木彩艶 5.5
プレー機会がわずかの中で、19分には素早いスローから速攻の起点に
DF
15 町田浩樹 5.5
空中戦では強さは見せた一方、膠着状態を崩すような強気な縦パスも欲しかった
16 毎熊晟矢 6.5
伊東純也との関係は良好。縦パスにクロスと怖いエリアへ最も多くボールを供給
61分も中村へのクロスも見事
(→2 菅原 由勢 6.0)
少ない時間でもきっちり結果を残す。アシストにはならずも川村へは絶妙な1本
19 森下龍矢 5.5
初手のカバーリングに足を振る姿勢と、序盤から攻守で積極性を披露したが、好機の軸が右に偏るにつれてやや影が希薄に
(→24 三浦颯太 5.5)
代表初出場ながら積極的に攻撃参加。持ち味を発揮した
22 藤井陽也 5.5
対人は完勝もサイドバックやボランチを押し出すタイミングなど、連係には課題を残す。持ち出しから打開を狙う姿勢は評価したい
MF
6 佐野海舟 6.5
セカンドボール回収や潰しの場面には常に顔を出す。ボックス内へ顔を出したタイミングでは2点目にも絡んだ
7 伊藤涼太郎 5.0
27分の奥抜へのスルーパスなど独特のアイデアは見せたが、トップ下に固辞し過ぎたか流動性には欠けた
(→10 堂安律 7.0)
後半頭から登場し、4得点に絡む。細谷と縦関係やパスを引き出してのアイデアなど、タイ守備陣の混乱を招く
14 伊東純也 5.5
腕章を巻いてチームを牽引し、幾度もポケットへボールを引き出す。好機を逸したこととCKの質が玉に瑕
(→8 南野拓実 6.5)
投入直後に見事なターンからのフィニッシュと、果敢な姿勢を披露。最後の最後に待望のゴール
17 田中碧 6.5
前半はミドルを見せた一方、バランス重視で怖さはなし。後半は別人のようでボックス内まで顔を出し、待望の先制点奪取
(→5 川村拓夢 6.5)
初出場から3分でデビュー戦ゴール。3列目のボックス侵入が有効であると証明した
20 奥抜侃志 5.0
持ち味の仕掛けは幾度かあったが、周囲との連携面は発展途上。総じての評価はやや厳しいか
(→13 中村敬斗 6.5)
堂安とともに後半躍動の一因に。逆サイドからのクロスに顔を出す意識も高く、72分の追加点で5戦5発
FW
11 細谷真大 5.5
最終ラインを引っ張る動き、守備での限定の仕方などオフザボールでは及第点以上。ニアのCK含めてアピールには得点が欲しかったか
監督
森保一 6.5
フレッシュな面々中心の前半は正月休み。後半は2枚替えからのゴールラッシュで新年の大勝導く
★超WS選定マン・オブ・ザ・マッチ!
堂安律(日本)
違いを生み出す4得点関与。チームの4点目に繋がる菅原へのパスは連携面の成熟をうかがわせる
日本代表 5-0 タイ代表
【日本】
田中碧(後5)
中村敬斗(後27)
オウンゴール(後29)
川村拓夢(後37)
南野拓実(後46)
入場者数:6万1916人