負傷者続出のリバプールを救うべく、若手がチームに復帰することとなった。
スコティッシュ・プレミアシップのダンディーFCは1日、ウェールズ代表DFオーウェン・ベック(21)のリバプール復帰を発表した。
ベックは、リバプールのアカデミー育ちで、ファマリカンやボルトンへのレンタル移籍を経験。今シーズンはダンディーにレンタル移籍していた。
ここまでスコティッシュ・プレミアシップで17試合に出場し2ゴール2アシストを記録。ウェールズ代表にも初招集されるなど、飛躍のシーズンとなっていた。
しかし、リバプールは左サイドバックに緊急事態が発生。スコットランド代表DFアンドリュー・ロバートソンが肩の脱臼により負傷離脱している中、代役だったギリシャ代表DFコンスタンティノス・ツィミカスがアーセナル戦で転倒し鎖骨を骨折。左サイドバックが相次いで離脱してしまっていた。
ダンディーはクラブの公式X(旧ツイッター)でベックのリバプール復帰を発表している。
「ダンディーFCは、リバプールがオーウェン・ベックを呼び戻し、ダンディーへのローンが終了したことを発表する」
「オーウェンは夏にダンディーとローン契約を結び、すぐに重要な選手となり、素晴らしいパフォーマンスを見せていた」
「彼の素晴らしいパフォーマンスにより、初めてウェールズ代表チームに招集され、そのパフォーマンスに対しても多くの称賛を受けている」
「1月の移籍市場がオープンし、リバプールはオーウェンをシーズン中のローン契約から呼び戻す権利を行使した。フィールド内外で傑出した活躍をしていたので、ダンディーの全員から非常に惜しまれることになるだろう」
「我々はオーウェンがダンディーに与えてくれた全てに対し感謝したいと思っており、彼の今後の幸運を祈っている。オーウェンはダンディーとデンズ・パークにあるスコット・フォーム・スタジアムに戻ってくることを常に歓迎されるだろう」
ベックはファーストチームでは2試合プレー経験があり、2021-22シーズンのカラバオカップ(EFLカップ)で出場。日本代表MF南野拓実(モナコ)ともプレーしていた。
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