アジアカップ2023を戦っている日本代表。19日に行われたイラク代表戦の裏側が公開された。
19日、アジアカップ2023のグループD第2節でイラクと対戦した日本。開始5分に先制を許すと、前半終了間際にも失点。後半は巻き返したものの、アディショナルタイムのCKから遠藤航(リバプール)が1点を返すにとどまり、2-1で敗戦となった。
日本サッカー協会(JFA)の公式YouTubeチャンネルでは、21日に日本代表の裏側を伝える「Team Cam」が更新。イラク戦の選手たちの様子が明らかになっている。
ファンの注目を集めているのはハーフタイムのシーン。2-0と2点ビハインドという苦しい状況で迎えたなか、大きな声を出していたのは、イラク戦を欠場していたMF三笘薫(ブライトン&ホーヴ・アルビオン)だった。
三笘は、ドレッシングルームへと戻ってきた出場メンバーたちに「全然大丈夫、全然大丈夫!1回リセットしよう、リセットしよう!相手の方が疲れてる!全然相手の方が疲れてる!」と声をかけ、見送る際には先頭に立って選手たちにエールを送っていた。
今大会では、足首の負傷によりベンチ外が続いている三笘は、初戦のベトナム代表戦でも、ハーフタイムの声掛けが話題に。イラク戦でも変わらず選手たちに声をかけ続ける姿に、ファンからは「こんなに熱い人なんだ」、「ますます好きになった」、「頼もしく見える」、「本当は出れなくて悔しくてうずうずしてるだろうに素晴らしい声掛け」といったコメントが寄せられている。
22日の練習を欠席しており、次戦となる24日のインドネシア代表戦でも欠場が見込まれる三笘だが、試合には出られなくとも一体となってチームを支えてくれるはずだ。
【動画】イラク戦のハーフタイムに力強く声をかける三笘の姿