3日、アジアカップ2023の準決勝、イラン代表vs日本代表がエデュケーション・シティ・スタジアムで行われ、0-1で日本がリードして後半を迎える。
FIFAランキングではアジアで1位の日本と2位のイランの対戦。日本は4回、イランは3回と共にアジアカップで結果を残してきた。
2019年の前回大会では準決勝で対戦し、0-3で日本が勝利。イランは節目の戦いで日本に勝てていないこともあり、最後に日本が敗れたのは2005年3月のドイツワールドカップ予選ということになる。両国の通算成績は6勝5分け6敗と五分だ。
イラン、日本ともにラウンド16から3名を変更。日本は中山雄太、旗手怜央、中村敬斗に代えて、伊藤洋輝、守田英正、前田大然を起用した。
日本はまず4分、裏へのルーズなボールに対して前田がスピードを活かして追いつくと、折り返していくがクリアされてしまう。しかし4分にアクシデント。冨安健洋がサルダール・アズムンに両足を踏まれて痛がったが、プレーに復帰した。
イランは13分、クリアボールを繋ぐとスルーパスをボックス内左からアリレザ・ジャハンバフシュがダイレクトシュート。ゴールに飛んでいくが、わずかに上を越えていく。
14分には日本がチャンス。右サイドで堂安律が縦に仕掛けると、インナーラップした毎熊晟矢にパス。ここからクロスを入れるが、中には合わない。19分には左から崩すとボックス前でパスが繋がらないも、すぐに奪い返して堂安がシュート。相手に当たってラインを割るが、チャンスを作っていく。
すると28分に日本がスコアを動かす。左サイドバックの伊藤洋輝がボールをキープして守田へパス。コースが限定される中で上田綺世にパスを出すと、上田がキープからリターン。これを受けた守田がそのままドリブルで持ち運び、ボックス中央からシュート。GKアリレザ・ベイランヴァンドが足で触るも、そのままネットを揺らし、日本が先制する。
先制した日本だったがイランもすぐさま反撃。ロングボールに反応したサルダール・アズムンがボックス内からシュートも冨安がブロック。結果はオフサイドだったが、一発でチャンスを作っていく。
さらに39分には浮き球の競り合いで板倉が負けると、抜け出したサマン・ゴッドスがフリーでシュート。しかし、これは枠の外。42分にも同様の形から左サイドに流れたゴッドスがクロスを入れると、ファーサイドでアズムンが合わせにいくが、これはわずかに届かない。45分にも波状攻撃からジャハンバフシュが右からクロスを入れ、ファーサイドでアズムンがヘディングで合わせようとしたが、毎熊がしっかりと飛ばさせない。
日本は終盤にイランに攻め立てられたが集中した守備で守り切り、0-1でリードを奪ったまま前半を終えた。
イラン代表 0-1 日本代表
【日本】
守田英正(28分)
【動画】守田英正が上田綺世とのワンツーから強引にねじ込み先制!