アーセナルのミケル・アルテタ監督が、リバプールとの大一番での勝利を喜んだ。クラブ公式サイトが伝えた。
4日、プレミアリーグ第23節でアーセナルはホームにリバプールを迎えた。
3位のアーセナルと首位のリバプール。勝ち点差「5」で迎えたシックスポインターとなったが、アーセナルは負ければ優勝が遠ざかる一戦となった。
それでも試合は14分にカウンターから最後はブカヨ・サカのゴールで先制。リバプールを上回って試合を進めていくが追加点が奪えないと、前半アディショナルタイムに連携ミスからオウンゴールで失点し、前半をリードして終えられない。
イーブンで迎えた後半はリバプールも積極的に攻め込み、盛り返されるが、67分にはリバプールが連携ミス。飛び出たGKアリソン・ベッカーとDFヴィルヒル・ファン・ダイクがお見合いになるとガブリエウ・マルティネッリが流し込んでアーセナルが勝ち越し。さらにアディショナルタイムにはレアンドロ・トロサールが見事なソロゴールを決めてアーセナルが3-1で勝利を収めた。
試合後の記者会見でアルテタ監督は勝利を喜び、スタジアムのファン・サポーターの反応を含め素晴らしいものだったとした。
「並外れた試合だった。選手たちとチーム関係者の素晴らしいパフォーマンスだったと思う。スタジアムで生み出された雰囲気は、今シーズン見た中で最高だった」
「我々はそれを要求し、別のレベルに行き、このリーグが全ての試合で持っている要求に再び結びつける必要があった。それに彼らは信じられない方法で応えてくれた」
「私は選手たちが全てを出し切り、心と魂を捧げたと思う。このチームを相手に勝つことがどれほど難しいのか。どれほど苦しまなければならず、全ての準備、ピッチ上で見せたことをしようとするためにどれだけの努力をしなければならないのかを知っている」
「これ以上誇りに思うことなどできない。とても感謝している」
また、前半終了間際にミスから失点。それでもハーフタイムでの振る舞いが素晴らしかったとし、後半も苦しい時間を乗り越えて良いプレーを見せたと称えた。
「全てがトレーニングされたものだった。私は知らないと言ったが、こうしたことをトレーニングする方法を知っていた。当然のことだ」
「我々も本当にひどい失点をした。それが現実であり、それが我々に大きな影響を与えた。ハーフタイムのドレッシングルームは本当に感動的だった。そしてそれを感じた」
「なぜならば、我々は前半を終えた後はもっと良くになるに値するからだ。我々は苦しんだ10〜15分を経て、ゲームを掴み、コントロールし、いくつかの点を修正して試合に勝つ本当に良いチャンスを自分たちに与えることとなった」
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