プレミアリーグで首位を走るリバプールが大一番を落とした。
4日の第23節で3位アーセナルのホームに乗り込んだリバプールは1点ビハインドの前半アディショナルタイムに相手のミスも生かして追いついたが、後半2失点で1-2の敗北。昨年9月以来の今季2敗目だが、アーセナルを優勝争いから蹴落とすチャンスを逸し、3ポイント差のところまで詰め寄られてしまった。
全体的に迫力を欠いた戦いぶりとあって、試合後のユルゲン・クロップ監督もアーセナルの勝利を認めたが、相手の勝ち越し点はオランダ代表DFヴィルヒル・ファン・ダイクとブラジル代表GKアリソン・ベッカーの連携ミスで、チームとしても悔やまれるところだ。
ファン・ダイクとしてはアリソンに処理を任す判断が裏目に出てしまった感じだが、イギリス『スカイ・スポーツ』によると、「タフな日になってしまった」と振り返り、2失点目のシーンにおける責任を一身に背負った。
「タフな日になってしまった。1-2にされたところの全責任は僕にある。あれはこの試合の大きなターニングポイントだった。もっとうまくやるべきだったし、もっと良い判断もできたはずだ」
「僕にとっても、チームにとっても痛い。僕はなおさらだ。ブレイク後はとても良かったし、チャンスもあった。優勢でもあったのに、ここ(スタジアム)の雰囲気でナーバスになってしまったんだ」
「あの場面は自分のせい。クリアすべきだった。一瞬の判断ミスはフットボールにつきもの。これまでの僕にはあまりなかったことだけど、厳しいものだ」
「そこから立ち直って、うまくいかなかったことから学ぶ。でも、僕が責任を取る」
【動画】ファン・ダイクが悔やんだ痛恨の判断ミス…