ローマは24日、なでしこジャパンDF南萌華(25)との契約を2026年6月30日まで更新したことを発表した。
2022年7月に三菱重工浦和レッズレディースからローマに2年契約で加入した南。ここまでジャロロッセの一員として68試合に出場し、4ゴールを記録。加入初年度にはクラブ史上初のセリエA・フェンミニーレ、スーペル・コッパ・イタリアーナ制覇に貢献した。
また、個人としても2023年にはグラン・ガラ・カルチョAICからセリエA・フェンミニーレの最優秀DFの1人に選出された。
今シーズンはなでしこジャパンの同僚でもあるDF熊谷紗希とともにリーグ連覇に向け、首位を走るチームのセンターラインを支えている。
永遠の都で充実の日々を過ごす南は今回の契約延長に際して以下のコメントを残している。
「ローマとの契約を更新できてとても嬉しいです。2年前にここに来て以来、素晴らしい関係を築いているチームメイト、スタッフ、そしてファンの素晴らしいサポートのおかげで私は成長することができました」
「このチームとともに成長し続け、全力を尽くしたいと思います」
浦和レディースの育成組織出身のセンターバックである南は、ジュニアユース時代から赤いユニフォームで戦い続けてきた。2017年にトップチームへ昇格し、なでしこリーグ、WEリーグで活躍。
世代別の日本女子代表では2014年のU-17女子ワールドカップ(W杯)コスタリカ大会、2018年のU-20女子W杯フランス大会で優勝を経験。なでしこジャパンとしては45試合4得点を記録している。
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