★錆びぬ決定力! ブラジル移籍から4年で「129」得点...フルミネンセの36歳アルゼンチン人FWが金字塔
Getty Images
ブラジルの名門フルミネンセでエースに君臨するアルゼンチン人FW、ヘルマン・カノ(36)が金字塔を打ち立てた。
カノは南米・北中米を渡り歩く孤高のストライカー。
ブラジルの名門フルミネンセでエースに君臨するアルゼンチン人FW、ヘルマン・カノ(36)が金字塔を打ち立てた。
カノは南米・北中米を渡り歩く孤高のストライカー。母国ラヌースでそのキャリアを歩み出し、以後コロンビアにパラグアイと来て、メキシコでは強豪パチューカ、クラブ・レオンで活躍…コロンビア“復帰”を経て、2020年1月にブラジルへと足を踏み入れた。
世代別も含めてアルゼンチン代表歴の一切ないカノだが、その得点力には目を見張るものがある。
コロンビア1部のインデペンディエンテ・メデジン時代は公式戦196試合129得点、2020〜21シーズンに所属したヴァスコ・ダ・ガマでは101試合43得点、2022シーズンからプレーするフルミネンセでは132試合86得点…カノは2022年1月のフルミネンセ加入時点で33歳だ。
そんなカノ、8日に行われたリオデジャネイロ州選手権トーナメント)のサンパイオ・コレア戦で、ヴァスコ・ダ・ガマ時代とフルミネンセを合わせて通算「129」得点に到達。ブラジル『グローボ』によると、21世紀以降でブラジルにおける外国籍選手の歴代最多得点者になったという。
「128」得点の前記録はコリンチャンス、フラメンゴなどで活躍した元ペルー代表FWパオロ・ゲレーロ(40)。南米王者フルミネンセのアルゼンチン人エース・カノは、ブラジル移籍から4年ちょっとで、とてつもない数字を積み上げた。
◆ブラジルにおける外国籍選手の21世紀得点記録(★現役)
1位 ヘルマン・カノ(アルゼンチン) 129得点★
2位 パオロ・ゲレーロ(ペルー) 128得点★
3位 ジョルジアン・デ・アラスカエタ(ウルグアイ) 112得点★
4位 デヤン・ペトコビッチ(セルビア) 111得点
5位 マルセロ・モレノ(ボリビア) 102得点★
6位 ダレッサンドロ(アルゼンチン) 88得点
7位 エルナン・バルコス(アルゼンチン) 79得点
2024年2月11日(日)21:40