チャンピオンズリーグ(CL)ラウンド16・1stレグ、ライプツィヒvsレアル・マドリーが日本時間13日29:00にキックオフされる。2季連続ラウンド16進出のライプツィヒと、2季ぶりに欧州王座奪還を目指すマドリーの激突だ。
5季連続CL出場のライプツィヒはマンチェスター・シティ、ヤング・ボーイズ、ツルヴェナ・ズヴェズダが同居したグループを4勝2敗の2位で通過。昨季王者シティには2連敗したものの、格下のヤング・ボーイズ、ツルヴェナにはしっかりと全勝し、CL常連クラブに定着している安定感を改めて印象付けた。ただ、ブンデスリーガでは直近ここ5試合1勝1分け3敗、計8失点とチーム状態は悪い。とりわけセットプレーからの失点が目立っており、マドリー戦に向けては守備面での修正が求められる。
一方、昨季シティの前にベスト4敗退となったマドリーはナポリ、ブラガ、ウニオン・ベルリンが同居したグループステージを貫禄の全勝首位通過とした。バックラインにケガ人を多数出しながらもアンチェロッティ監督の流石の起用法でラ・リーガでも首位に立っている。そして直近のジローナとの首位攻防戦では4-0と快勝。懸念はドブレーテの活躍を見せたMFベリンガムの負傷離脱だが、代役も充実しておりベスト8進出には事欠かないか。
両クラブは2022-23シーズンのCLグループステージで対戦し、1勝1敗となっている。
◆ライプツィヒ◆
【4-4-2】
▽予想スタメン
GK:グラーチ
DF:ヘンリクス、オルバン、クロステルマン。ラウム
MF:ダニ・オルモ、カンプル、シュラーガー、シャビ・シモンズ
FW:シェシュコ、オペンダ
負傷者:MFハイダラ
出場停止者:なし
ブンデスリーガここ2試合(1勝1分け)と同じスタメンを予想。直近のアウグスブルク戦は2失点したが、内容は悪くなかったため、ローゼ監督はこのスタメンを踏襲する可能性が高いか。
◆レアル・マドリー◆
【4-3-3】
▽予想スタメン
GK:ルニン
DF:カルバハル、チュアメニ、ナチョ、メンディ
MF:バルベルデ、カマヴィンガ、クロース
FW:ロドリゴ、ブラヒム・ディアス、ヴィニシウス
負傷者:GKクルトワ、DFミリトン、アラバ、リュディガー、MFベリンガム
出場停止者:なし
ベリンガムが直近のジローナ戦で捻挫を負い欠場。代役にはMFブラヒム・ディアスを起用してゼロトップとするか、FWホセルをシンプルに起用するかが考えられる。ここ最近の好調ぶりを考慮するとブラヒム・ディアスが選択されるか。
★注目選手
◆MFシャビ・シモンズ
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パリ・サンジェルマンからレンタル加入中の20歳がドイツで躍動している。既にオランダ代表でもレギュラーに定着している逸材は、若手有望株を多数揃えるライプツィヒの中でも一線を画すパフォーマンスを発揮している。自ら打開でき、味方も生かすことも可能でそれを証明するようにブンデスリーガではここまで5ゴール7アシスト、CLでは2ゴール2アシストと多くのゴールに関与している。マドリー戦でも怖気づくことなく堂々たるプレーを見せてくれるはずだ。
◆FWヴィニシウス・ジュニオール
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ベリンガム不在のマドリーとしてはもう一人、圧倒的な存在感で攻撃陣を牽引しているヴィニシウスに注目したいところ。直近のジローナ戦でも圧巻のコントロールミドルを叩き込み、ベリンガムの2ゴールをお膳立てと止められない存在となっている。今やマドリー攻撃陣を牽引するヴィニシウスがベリンガム不在を忘れさせてくれる活躍を披露してくれることだろう。