★【ブンデス第22節プレビュー】公式戦連敗バイエルンは浅野ボーフムと対戦、トゥヘル監督正念場
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前節は首位攻防となった大注目のレバークーゼンvsバイエルンが開催され、3-0でレバークーゼンが快勝した。この結果、両チームの勝ち点差は5に拡大している。
前節は首位攻防となった大注目のレバークーゼンvsバイエルンが開催され、3-0でレバークーゼンが快勝した。この結果、両チームの勝ち点差は5に拡大している。迎える第22節、公式戦連敗となった2位バイエルン(勝ち点50)はFW浅野の14位ボーフム(勝ち点22)と対戦する。
レバークーゼンに合わせて3バックとしたものの、全くハマらず完敗となったバイエルン。決定機を作れず敗戦した中、水曜に行われたチャンピオンズリーグ(CL)ではラツィオ相手に枠内シュート0でシャットアウト負けと、一気にトゥヘル監督の去就が危うくなっている。ラツィオ戦でも後半に2列目の配置転換を行う采配が裏目に出た中、ボーフムにも敗れるようだと解任となる可能性が出てくるか、何とか踏み止まれるか。
一方、浅野が2トップの一角で先発しフランクフルト戦を1-1のドローとしたボーフム。精力的な動きを見せた浅野はシュートシーンに絡んだが、ゴールを奪うには至らなかった。不安定なチーム状態にあるバイエルンの隙を突くことができるか。
バイエルンに快勝して初優勝にまた一歩近づいた首位レバークーゼン(勝ち点55)は9位ハイデンハイム(勝ち点27)と対戦。バイエルン戦ではFWアドリ、MFテラら予想されていなかったバックアッパーの面々をスタメンに抜擢したシャビ・アロンソ監督。しかし、彼らが好パフォーマンスを披露し、チームを快勝に導いた。改めて選手層の厚さを見せ付けた中、勢いを持続して昇格組のハイデンハイムを退けたい。
FWギラシーに代わってFWウンダブの活躍が止まらなくなっている3位シュツットガルト(勝ち点43)は最下位ダルムシュタット(勝ち点12)と対戦。前節マインツ戦ではDF伊藤が4バックの左センターバックに入った中、3-1で快勝としたシュツットガルト。ダルムシュタット戦ではギラシーがウンダブと共に先発予想となっている中、強力2トップでゴールをこじ開けられるか。
FWマレンのドッペルパックでフライブルクに快勝した4位ドルトムント(勝ち点40)は12位ヴォルフスブルク(勝ち点23)と対戦。年明け以降、快調に勝利を積み重ねているドルトムントだが、翌火曜にCLのPSV戦を控える中、連勝としてビッグマッチに向かえるか。
CLでレアル・マドリーに善戦したものの惜敗した5位ライプツィヒ(勝ち点37)はDF板倉の13位ボルシアMG(勝ち点22)と対戦。マドリー戦では誤審と相手GKルニンの躍動によってシャットアウト負けとなったライプツィヒ。それでも力のあるところを示せた中、来季のCL出場のためにも勝利が欲しい一戦となる。
一方、前節ダルムシュタット戦では板倉が3バックの中央に入り無失点で終えたボルシアMG。強力攻撃陣擁するライプツィヒ相手にも板倉が守備を統率できるかに注目だ
そして7位フライブルク(勝ち点28)と6位フランクフルト(勝ち点32)の日本人対決。前節ドルトムント戦ではアジアカップ帰りのMF堂安は2点ビハインドの後半14分から出場も、さらに1失点して0-3で完敗となった。ただ、木曜に行われたヨーロッパリーグ・プレーオフでは堂安が先発した中、ランス相手に敵地で優勢のゴールレスドローとした。果敢にシュートを打っていた堂安は先発予想。リーグ戦3連敗中のチームを救うゴールを期待したい。DF長谷部はベンチスタート予想だ。
◆ブンデスリーガ第22節
▽2/16(金)
ケルン 0-1 ブレーメン
▽2/17(土)
《23:30》
ヴォルフスブルクvsドルトムント
マインツvsアウグスブルク
ホッフェンハイムvsウニオン・ベルリン
ハイデンハイムvsレバークーゼン
ダルムシュタットvsシュツットガルト
《26:30》
ライプツィヒvsボルシアMG
▽2/18(日)
《23:30》
フライブルクvsフランクフルト
《25:30》
ボーフムvsバイエルン
2024年2月17日(土)7:45