レーティング:インテル 1-0 アトレティコ【CL】
チャンピオンズリーグ(CL)ラウンド16・1stレグ、インテルvsアトレティコ・マドリーが、20日にジュゼッペ・メアッツァで行われ、ホームのインテルが1-0で先勝した。超WSの選手採点結果と寸評は以下の通り。
▽インテル採点
(C)CWS Brains,LTD.
GK
1 ゾマー 5.5
非枠内シュート0で難しい対応はなかった。それでも的確なコーチングとクロス勝利を見せた
DF
28 パヴァール 6.5
安定した守備で無失点に貢献し、攻撃では神出鬼没な動きでアクセントを加えた
6 デ・フライ 6.5
アチェルビの代役をきっちりこなす。モラタやグリーズマンらに適切な対応を見せた
95 バストーニ 6.5
パヴァール同様に攻守両面で質の高いプレーを披露
MF
36 ダルミアン 5.5
与えられた役目を堅実にこなしたが、リーノの対応にやや苦戦。攻撃面でもなかなか効果的なプレーができなかった
(→ダンフリース 6.0)
持ち味のフィジカルを武器にリーノ相手に優位性をもたらした
23 バレッラ 7.0
質と量を兼ね備えた見事なパフォーマンスで勝利の立役者に
20 チャルハノール 5.5
高精度のフィードなど要所で巧さは見せたが、普段に比べて全体のプレー精度はいまひとつ
22 ムヒタリアン 5.5
中盤と前線のリンクマンとしてまずまず機能。ただ、崩しの局面では相手の堅い守備を破れず
(→フラッテージ 6.0)
決勝点の起点に。強度の高い守備で逃げ切りに貢献
32 ディマルコ 6.0
後半序盤に見事なクロスでアルナウトビッチの決定機を演出。交代時はやや消化不良の様子も及第点以上の仕事は見せた
(→カルロス・アウグスト 6.0)
守備の局面で強さと粘りを見せて逃げ切りに貢献
FW
9 テュラム 6.0
相手の脅威となっていたが、負傷の影響で前半のみの出場に
(→アルナウトビッチ 6.5)
幾つかの決定機を逃したが、値千金の決勝点を記録
10 ラウタロ・マルティネス 6.5
オブラクとタイミングが合ってしまってゴールを逃したが、駆け引きの巧さやチャンスメークの部分で存在感を示した
(→サンチェス -)
監督
インザーギ 6.0
テュラムの負傷交代などもあって難しい試合ではあったが、勝ち切る勝負強さを発揮
▽アトレティコ採点
(C)CWS Brains,LTD.
GK
13 オブラク 6.5
失点場面直前の対応を含め再三の好守で2ndレグへの望みをつないだ
DF
20 ヴィツェル 6.5
チームは1失点を喫したが、オブラクと共に再三の好守でチームを救った
2 ヒメネス 6.0
前半は安定した守備を見せていたが、負傷かコンディションの問題かハーフタイムで退く
(→サビッチ 5.5)
不必要なカードをもらったが、ベテランらしく要所を締める対応を見せた
22 エルモソ 5.5
パヴァールらの意表を突く攻撃参加に苦慮もカードをもらっていたなかで粘りの対応を続けた
(→ヘイニウド 4.5)
責任はデ・パウルにもあったが、途中出場で失点に絡んだ
MF
16 モリーナ 5.5
守備では最低限の仕事を見せたが、攻撃ではなかなか持ち味の推進力を出せなかった
(→バリオス 5.5)
攻守に無難な出来
5 デ・パウル 4.5
失点場面と前半終盤のミスなど致命的なミスを犯した。それ以外の局面でもなかなか効果的なプレーができず
6 コケ 5.0
攻守両面で物足りない出来。疲労の影響なのか躍動感に欠けた
8 サウール 5.5
献身的な守備でチームを助けたが、攻撃面では精度、判断がいまひとつ
(→モラタ 5.0)
スクランブルでの復帰となったが、安定感抜群のインテル守備陣に封じ込まれた
12 リーノ 5.5
前半と後半序盤は攻撃の起点を担ったが、疲労が溜まった状況でダンフリースに苦戦
FW
14 M・ジョレンテ 5.5
直近のラス・パルマス戦のように期待された活躍には至らなかったが、3つのポジションで奮闘
7 グリーズマン 5.5
攻守両面で動き自体は悪くなかったが、劣勢のチームをカバーしきれず。交代時の足の負傷は気がかり
(→アンヘル・コレア 5.5)
キレ自体は悪くなかったが、攻撃を活性化するまでには至らず
監督
シメオネ 5.0
モラタの早いタイミングでの投入を含め交代策が機能せず。それでも、守備陣の奮闘で2ndレグに望みを繋いだ
★超WS選定マン・オブ・ザ・マッチ!
バレッラ(インテル)
試合を通してハイパフォーマンスを披露したダイナモをMOTMに選出。チャルハノール、ムヒタリアンが普段ほどの出来ではなかったなか、1.5人分の仕事量を見事にこなしてみせた。
インテル 1-0 アトレティコ
【インテル】
アルナウトビッチ(後34)