チャンピオンズリーグ(CL)ラウンド16・1stレグ、ポルトvsアーセナルが、21日にエスタディオ・ド・ドラゴンで行われ、ホームのポルトが1-0で先勝した。超WSの選手採点結果と寸評は以下の通り。
▽ポルト採点
(C)CWS Brains,LTD.
GK
99 ジオゴ・コスタ 6.0
被枠内シュートは0本。ただ、安定したスペースケアに相手のセットプレーに対しても常に良い判断を見せた
DF
23 ジョアン・マリオ 6.5
対面のマルティネッリに決定的な仕事を許さず。前半はタイミングの良い攻撃参加も見せた
3 ペペ 6.5
素晴らしくオーガナイズされた守備によって無理な対応を強いられる場面は少なかった。そのなかで抜群のプレーリード、力強さを示した
31 オタヴィオ 6.5
ペペと共にソリッドな守備を90分間継続。さらに、決勝点アシストのおまけつき
18 ヴェンデウ 6.5
相手のキーマンであるサカを見事に封じ切った。それだけに後半終盤のケガは気がかり
(→エウスタキオ -)
MF
10 コンセイソン 6.0
攻撃面では違いを生むには至らずも、カード覚悟のプロフェッショナルファウルなど父が仕込んだ守備をきっちり完遂
(→ボルジェス -)
22 バレラ 7.0
アンカー気味の立ち位置で気の利いたプレーを90分間に渡って見せた。とりわけ、守備時の的確なスペースケア、カバーリングは圧巻だった
11 ペペー 6.0
持ち味の局面打開やチャンスメークには至らずも、チームプレーヤーとして守備面の貢献は非常に大きかった
16 ニコ 6.0
後半はややバテたが、バレラやペペーと共に守備面の貢献は大きかった。繋ぎの局面ではもう少し工夫がほしかった
(→イバン・ハイメ -)
13 ガレーノ 7.0
前半の決定機は決め切れなかったが、土壇場でチームを勝利に導く圧巻のゴールを決めた
FW
30 エヴァニウソン 6.0
決定的な仕事には至らずもフィニッシュの局面にしっかりと顔を出した。守備の貢献も上々
(→トニ・マルティネス -)
監督
コンセイソン 7.0
絶好調のアーセナルを枠内シュート0本に封じる見事なゲームプランだった。さらに、勝ち切る勝負強さも発揮
▽アーセナル採点
(C)CWS Brains,LTD.
GK
22 ラヤ 5.5
失点はノーチャンス。良いポジショニングでのシュートストップや勇気を持ったクロス対応を見せた
DF
4 ホワイト 5.5
守備は最低限こなしたが、攻撃面では効果的なプレーができず。クロスも相手に引っかけられた
12 サリバ 6.0
セットプレーで決め切れなかったが、守備ではガブリエウと共にソリッドな対応だった
6 ガブリエウ 6.5
焦れる展開のなかで冷静に相手のカウンターに対応。対人対応でも強さを見せた
15 キヴィオル 5.0
できることはやっていたが、チーム全体の機能不全によって個人として粗が目立つ形に。やはりトップレベルの舞台では厳しいか
MF
8 ウーデゴール 5.5
ボールを捌きながら何とか変化を加えようとしていたが、チームと共に難しい試合に
41 ライス 6.0
失点場面では寄せ切りたかったが、相手を褒めるべき。それ以外の局面では球際の勝負、守備面でチームをよく助けた
29 ハヴァーツ 5.5
中盤と前線でプレー。もう一工夫ほしいところだったが、個人としては及第点の出来
FW
7 サカ 5.0
勤続疲労もあってか全体的に重さが目立った。相手守備も素晴らしかったが、本来の出来ではなかった
19 トロサール 5.0
見せ場は後半序盤のボレーシュートのみ。なかなか良い形でボールに絡めず、消える時間が長かった
(→ジョルジーニョ 5.5)
若干リズム、テンポを改善させた
11 マルティネッリ 5.0
サカ同様に相手守備陣に封じ込まれた。判断、切れの部分でいまひとつだった
監督
アルテタ 5.0
引き分けも視野に入れた上での采配は理解できるが、攻撃面でほぼ修正できず
★超WS選定マン・オブ・ザ・マッチ!
ガレーノ(ポルト)
バレラを含めチーム全体で素晴らしい戦いを見せたが、やはり勝利に導く見事なゴールを決めた主役をMOTMに選出。かなり疲労を強いられる戦いの中、土壇場でのあの正確無比な一撃は圧巻の一言。
ポルト 1-0 アーセナル
【ポルト】
ガレーノ(後49)