NECナイメヘンのFW小川航基とMF佐野航大が、チームを勝利に導く活躍を見せた。
小川と佐野は、27日に行われたKNVBカップ準決勝のカンブール(オランダ2部)戦で共に先発。試合は前半からチャンスを作りながら決めきれずにいると、24分に痛恨の失点を許してハーフタイムへ。しかし後半に入ると60分、右CKからフリーの状況を作った小川が巧みに右足で合わせ、今季公式戦11点目を挙げた。
同点としたNECだが、試合はこう着状態となり延長戦へ。それでも99分に右サイドを突破したFWイヴァンドロ・ボルジェス・サンチェスがクロスを送ると、ボックス内中央の佐野がダイレクトシュートを放ち値千金の逆転ゴールを記録。佐野の加入後初ゴールで得たリードを最後まで守り切ったNECが、2-1で勝利している。
2人の日本人選手の活躍によって、NECは1999-00シーズン以来となるKNVBカップ決勝進出が決定。4月に行われる決勝戦では、初優勝を懸けてフェイエノールトvsフローニンヘンの勝者と対戦する予定になっている。
【動画】小川の公式戦11ゴール目で同点に追いつく