マンチェスター・ユナイテッドのエリク・テン・ハグ監督が、SNS上の批判に言及した。イギリス『BBC』が伝えた。
28日、FAカップ5回戦でユナイテッドはフォレストとアウェイで対戦した。
試合はフォレストの圧力の前になかなか良い形を作れず、ゴールを奪えないユナイテッドだったが、終了間際の89分にカゼミロが値千金のゴール。0-1で勝利を収め、準々決勝に駒を進めた。
試合後、テン・ハグ監督は1つの問題について言及。ポルトガル代表MFブルーノ・フェルナンデスが狙い撃ちされていたと言及した。
「フォレストが彼を狙っているのが見えた。彼には多くのファウルがあり、彼がボールを持った瞬間、ファウルは彼にとても厳しく迫っていた」
B・フェルナンデスは、24日に行われたプレミアリーグ第26節のフルアム戦で負傷。しかし、ユナイテッド加入後にケガで欠場したことはなく、タフガイぶりを発揮。この試合も先発フル出場を果たした。
しかし、フォレスト戦では厳しいマークに遭い、ピッチを去る時には足を引きずる姿も。ただ、それでもカゼミロの劇的ゴールをアシストし勝利に貢献していた。
一方で、SNSでは演技をすると批判の対象に。テン・ハグ監督は、投稿を批判するとともに、B・フェルナンデスは我慢強い選手であると語った。
「ソーシャルメディアでは、彼を批判しているのを目にする。情けないことだ。彼は重傷を負ったが、土曜日もプレーを続け、この試合に出場するために戦った」
「彼は痛みのいき値が非常に高く、昨年のスパーズ戦でも準決勝(ブライトン&ホーヴ・アルビオン戦)でも同様のことをしていた。それは、彼のリーダーシップを示している」
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