★W杯開催地はサウジアラビア一択に? 2034年の開催に唯一の立候補

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サウジアラビアが唯一のワールドカップ(W杯)開催地として残ることになるようだ。

2026年のW杯はアメリカ、カナダ、メキシコの北中米3カ国で共催。

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サウジアラビアが唯一のワールドカップ(W杯)開催地として残ることになるようだ。

2026年のW杯はアメリカ、カナダ、メキシコの北中米3カ国で共催。2030年のW杯はアルゼンチン、ウルグアイ、パラグアイで開幕し、モロッコ、ポルトガル、スペインの3カ国で共催となることが決まっている。

そんな中、2034年のW杯の開催地にも立候補している国があった中、2023年10月にオーストラリアが撤退を表明。現在残っているのは、サウジアラビア一択となる。なお、2024年の終わりに決定される予定となっている。

先日までアジアカップを開催したが、ついに悲願のW杯開催に前進中。2021年からスポーツにより多くの資金を国として投じており、サッカーだけでなくF1やゴルフなどの主要なスポーツイベントを開催してきた。

一方で、「スポーツウォッシング」として知られる手法とも揶揄されており、人権侵害や殺害事件、女性の権利侵害、同性愛の犯罪化、言論の自由の制限など、負のイメージを払拭するための策という声も上がっている。

国際サッカー連盟(FIFA)のガイドラインでは、W杯開催地に立候補する国は、人権を尊重する国でなければならないとされており、懸念を示す声もあがっている。

サウジアラビアサッカー連盟(SAFF)のヤセル・アル・ミセハル会長は、今回のW杯招致について言及している。

「我々のサッカーの歴史を世界に伝えることは非常に重要だ」

「我々は男子と女子の両方の競技において、前例のない進歩を遂げており、我々の入札は、このエキサイティングな旅に我々と一緒に参加するように世界にオープンに招待するものだ」

サウジ・プロ・リーグは、2022年12月のクリスティアーノ・ロナウドのアル・ナスル加入を発端とし、2023年夏にはヨーロッパの様々なクラブからワールドクラスの選手が大量に加入。大きなリーグへと変貌を遂げようとしている。

また、政治的に迫害されていた女子の代表チームも発足させるなど、サッカーへ強く熱を入れており、更なる発展を目指してW杯招致にも動くこととなった。

2024年3月2日(土)22:30

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