チャンピオンズリーグ(CL)ラウンド16・2ndレグ、レアル・ソシエダvsパリ・サンジェルマン(PSG)が5日にレアレ・アレーナで行われ、アウェイのPSGが1-2で勝利。2戦合計1-4としたPSGの準々決勝進出が決定した。超WSの選手採点結果と寸評は以下の通り。
▽レアル・ソシエダ採点
(C)CWS Brains,LTD.
GK
1 レミロ 6.0
失点はいずれもノーチャンス。前後半に3度の好守でチームを救った
DF
18 アマリ・トラオレ 5.0
攻守両面であと一歩が足りず。とりわけ、攻撃面では判断の部分で雑さが目立った
5 スベルディア 5.0
相手が悪かったが、ムバッペを止めることができず。相手攻撃陣のファジーな立ち位置に後手を踏んだ
(→パチェコ 5.5)
後ろでリスク管理をして全体を押し上げさせた
24 ル・ノルマン 5.5
チームは2失点も自身の持ち場では危なげない対応を見せた
25 ガラン 5.5
守備面で奮闘したが、攻撃ではあと一工夫がほしかった
MF
23 ブライス・メンデス 5.0
中盤のバトルで劣勢を強いられ、見せ場なく交代
(→トゥリエンテス 6.0)
一矢報いるゴールの起点となるなど攻撃を活性化させた
4 スビメンディ 5.5
自身の周囲をうまくデンベレらに使われて後手の対応を強いられたが、それでもよく粘った
(→オラサガスティ -)
8 メリーノ 6.0
一矢報いるゴールを挙げたが、それ以外のパフォーマンスは厳しかった
FW
14 久保建英 5.5
前回対戦同様になかなか良い形でボールを受けられなかったが、要所で攻撃の起点を担って一定の存在感は示した
10 オヤルサバル 5.0
コンディションに不安を抱えるなかでのプレーとなり、全体の強度、精度を欠いた
(→アンドレ・シウバ 5.5)
前線でプレスのスイッチを入れつつ、身体を張った
11 ベッカー 5.5
身体のキレや動き自体は悪くなかったが、最後のところで相手守備を上回れず
(→バレネチェア 6.0)
負傷明けの状態だったが、トゥリエンテスと共にアタッキングサードでアイデアを見せた
監督
イマノル 5.0
オヤルサバルら主力への信頼から思い切った采配には至らず。ただ、実力差を考えれば敗戦という結果自体に大きな責任はなし
▽パリ・サンジェルマン採点
(C)CWS Brains,LTD.
GK
99 ドンナルンマ 6.5
最後に失点を喫したが、それ以外の局面では好調を維持して再三の好守を見せた
DF
2 ハキミ 6.0
まだまだ本来の出来ではなかったが、持ち味の推進力や身体を張った対人対応で勝利に貢献
(→ソレール -)
21 リュカ 6.5
慣れない右CBに後半途中から左サイドバックでプレー。攻守両面で安定感をディフェンスラインにもたらした
35 ベラウド 7.0
前回対戦は左サイドバックでバタついたが、本職のセンターバックで優れたパフォーマンス。とりわけ、持ち味のビルドアップ能力で存在感を示した
25 ヌーノ・メンデス 5.5
長期離脱明けの先発。立ち上がりの豪快な被りなど試合勘のなさを露呈。それでも徐々に盛り返した
(→ムキエレ 5.0)
軽率なバックパスでピンチを招くなど試合に入り切れなかった
MF
33 ザイール=エメリ 6.5
中盤で精力的にプレーに関与。攻守両面で質と量を約束するパフォーマンスだった
17 ヴィティーニャ 7.0
前回対戦の後半に続くアンカーのポジションで躍動。不安定なチームのビルドアップを個人の能力で安定させた
10 デンベレ 6.5
先制点をアシスト。守備時は左サイド、攻撃時はトップ下でフリーマンに近い役割を担って相手守備に後手を踏ませた
(→コロ・ムアニ -)
8 ファビアン・ルイス 6.0
中盤でしっかりと球際で戦い攻撃でもアクセントを加えた
FW
29 バルコラ 5.5
前半に2度のチャンスに絡んだが、慣れない役割でやや窮屈なプレーを強いられた
(→イ・ガンイン 6.5)
指揮官の起用に応える1アシスト。2トップの一角にトップ下で繋ぎ役としての仕事をこなした
7 ムバッペ 7.5
圧巻の個人技と決定力でチームを勝利に導く2ゴール
監督
ルイス・エンリケ 6.5
システム変更や的確な用兵によって優位な試合運びに導いた
★超WS選定マン・オブ・ザ・マッチ!
ムバッペ(パリ・サンジェルマン)
ヴィティーニャとベラウドの活躍も光ったが、やはり圧巻の個人技での先制点で流れを引き寄せてトドメの2点目まで決めたエースをMOTMに選出。ここ最近のネガティブな報道を実力で払しょくした
レアル・ソシエダ 1-2(AGG:1-4) パリ・サンジェルマン
【ソシエダ】
メリーノ(後44)
【PSG】
ムバッペ(前15)
ムバッペ(後11)