5日、女子DFBポカール準々決勝の4試合が各地で行われ、なでしこジャパンのFW千葉玲海菜を擁するアイントラハト・フランクフルトは、ホームでデュイスブルクと対戦し、4-1で勝利を収めた。ベンチスタートとなった千葉は、65分から途中出場を果たしている。
フランクフルトは6分、リザンネ・グレーヴェが鮮烈なミドルシュートを左上隅へ突き刺し、早々に先手を取ると、11分にラウラ・フライガンクの折り返しをララ・プラシュニカールが流し込んでリードを広げ、41分にはニコール・アニョミがネットを揺らす。
63分のフライガンクのPKは相手GKにセーブされ、66分にはCKから1点を返されたなかで、2トップの一角に入った千葉は68分、ボックス内で果敢に左足を振るなど得点への意欲を見せる。
千葉と同じタイミングで投入されたシェキエラ・マルティネスが、77分にショートカウンターから個人技で追加点を挙げたフランクフルトは、82分にも千葉の粘りからグレーヴェが左ポスト直撃のミドルシュートを放つなど、攻勢のままタイムアップを迎え、準決勝進出を決めた。
また、10年間ポカールでは負け知らず、大会9連覇中のヴォルフスブルクはホッフェンハイムに3-0で勝利。レバークーゼンはホームでエッセンに1-2で敗れ、バイエルンはイエナの敵地で3-0と白星を手にしている。
準決勝は2試合とも30日に行われ、フランクフルトはバイエルンと対戦する。
【ハイライト動画】9連覇中のヴォルフスブルクがホッフェンハイムを下し準決勝進出