★ELラウンド16先勝のミラン、ピオリ監督は数的優位活かせずを反省 「もっとできたはず」
Getty Images
ミランのステファノ・ピオリ監督が先勝を振り返った。イタリア『スカイ・スポーツ』が伝えている。
ミランのステファノ・ピオリ監督が先勝を振り返った。イタリア『スカイ・スポーツ』が伝えている。
チャンピオンズリーグ(CL)でのグループステージ敗退から、ヨーロッパリーグ(EL)の決勝トーナメントプレーオフへと回り、スタッド・レンヌを破ったミラン。ラウンド16進出を決めると、7日には1stレグのスラビア・プラハ戦を迎えた。
相手選手の26分の退場により前半から数的優位を得たミランはフランス代表FWオリヴィエ・ジルーのゴールで先制。すぐに1点を返されながらも、ハーフタイム前にCKから2点を追加し、3-1で折り返した。
後半に入ると、再び1点差に詰め寄られたものの、ポルトガル代表FWラファエル・レオンの突破からアメリカ代表FWクリスチャン・プリシックが押し込み、追加点。ホームで4-2の勝利を収めた。
ピオリ監督は試合後、「我々はもっとできたはずだ」とコメント。後半の出来に満足していないようだ。
「2点のリードで折り返した後、後半はもっとペースが上がると予想していた。確かに良い勝利だし、リードできたのは良いが、このラウンドを突破するのはまだ先のことだ」
また、セットプレーからの2失点にも言及。それよりも10人の相手を攻略できなかったことが問題と考えている。
「小さなミスがあったが。それほど深刻なミスではなかった」
「我々はもっと何かを生み出さなければならなかった。彼らは11人の時からすでに全員劣勢に置かれていた。10人になるとよりスペースを埋めていた。もっとスピードが必要だった。だが重要なのは勝つことだった」
さらに、アウェイで行われる3月14日の2ndレグについても語り、スラビア・プラハの決死の反撃を予想。ベスト8進出に向け、気を引き締めた。
「戦術プランが変わるだろう。彼らは2ゴールを奪わなければならないし、我々を待ち受けるような試合をすることはできないはずだ。彼らは良いチームであることを証明しているから、しっかりと準備しなければならない。彼らは人生をかけて試合に挑むだろう」
2024年3月8日(金)13:53