★ブライトンがホームで意地の勝利も主力温存で逃げ切ったローマが8強入り【EL】

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ヨーロッパリーグ(EL)ラウンド16・2ndレグ、ブライトンvsローマが14日にブライトン&ホーヴ・コミュニティ・スタジアムで行われ、ホームのブライトンが1-0で勝利した。この結果、2戦合計1-4としたローマの準々決勝進出が決定した。

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ヨーロッパリーグ(EL)ラウンド16・2ndレグ、ブライトンvsローマが14日にブライトン&ホーヴ・コミュニティ・スタジアムで行われ、ホームのブライトンが1-0で勝利した。この結果、2戦合計1-4としたローマの準々決勝進出が決定した。なお、ブライトンのMF三笘薫は負傷欠場となった。

先週にスタディオ・オリンピコで行われた1stレグはホームのローマが4-0の先勝を収めた。

敵地で厳しい大敗を喫した中、ホームで奇跡の逆転突破を目指すデ・ゼルビのチームは、1-0で競り勝ち公式戦5試合ぶりの白星を挙げたノッティンガム・フォレスト戦から先発5人を変更。バレバやモデル、ファーガソンに代えてララナ、ギルモア、ウェルベックが起用された。

一方、大きなアドバンテージを手にして敵地へ乗り込む形となったデ・ロッシ率いるローマは、2-2のドローに終わった直近のフィオレンティーナ戦から先発7人を変更。負傷でメンバー外のルカクの代役にアズムン、ディバラに代えてバルダンツィを起用するなど、前線や両サイドバックを完全に入れ替えてきた。

試合は戦前の予想通り、逆転突破へ大量ゴールが必要なブライトンが立ち上がりから猛攻を仕掛けていく。これに対して、後ろ重心のローマはボックス付近に人数をかけて攻撃を撥ね返しながらアズムンを起点としたロングカウンターでフィニッシュまで持ち込む。

ホームチームの攻勢が続く中、22分にはローマに決定機。右サイドを起点に深い位置まで運ぶと、チェリクの折り返しがDFに当たって浮き球となったところをアズムンがバイシクルシュートでゴール左隅に流し込む。だが、このゴールはDFファン・ヘッケへのファウルを取られて認められず。

前半半ばから終盤にかけては引き続きブライトンが押し込むも、試合自体は膠着。球際での攻防が目立つ状況においてやや荒れ始めてイエローカードカードも増えていく。そういった中、37分には左サイドでタメを作ったエストゥピニャンから足元にボールを受けたウェルベックがペナルティアーク左から見事な右足のコントロールシュートをゴール右上隅の完璧なコースに突き刺し、前半の内にゴールをこじ開けた。

ブライトンの1点リードも、2戦合計スコアでは依然としてローマが3点のアドバンテージを持って臨んだ後半。早い時間帯のゴールがほしいホームチームは引き続きリスクを冒して前に出る。

53分にはエンシソとララナを下げてアンス・ファティとブオナノッテ、61分にはエストゥピニャン、ランプティの両サイドバックを下げてイゴール、ファーガソンを同時投入。[3-5-2]のより攻撃的な布陣でゴールをこじ開けにかかる。

一方、自陣深くで相手の攻撃を受け止めながらロングカウンターで同点を目指すローマ。59分にはスピナッツォーラがハーフウェイライン付近からの鮮やかな中央突破でボックス内に侵入し、シュートまで持ち込むが、これは惜しくも左ポストを叩いた。

その後、ローマはザレフスキを下げてセンターバックのジョレンテを下げて[5-3-2]の守備的な布陣にシフト。相手の布陣と合わせる形で逃げ切り態勢に入った。

後半終盤にかけてはブライトンが決死の猛攻を仕掛けたが、GKスヴィラールを中心に高い集中力を見せたローマの堅守を前に後半はゴールをこじ開けることはできず。この結果、ブライトンがホームで意地の勝利を挙げたものの、1stレグの大きなアドバンテージを活かしたローマがしたたかにベスト8進出を決めた。

2024年3月15日(金)7:09

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