★ベルナルド・シウバ2発の王者シティがニューカッスル撃破! 余裕を持って6季連続の4強入り【FAカップ】

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FAカップ準々決勝、マンチェスター・シティvsニューカッスルが16日にエティハド・スタジアムで行われ、2-0で勝利したシティが準決勝進出を決めた。

前ラウンドでルートン・タウンを6-2で一蹴した王者シティは、ベスト4進出を懸けて今季EFLカップで敗れたニューカッスルと対峙した。

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FAカップ準々決勝、マンチェスター・シティvsニューカッスルが16日にエティハド・スタジアムで行われ、2-0で勝利したシティが準決勝進出を決めた。

前ラウンドでルートン・タウンを6-2で一蹴した王者シティは、ベスト4進出を懸けて今季EFLカップで敗れたニューカッスルと対峙した。グアルディオラ監督は1-1のドローに終わったリバプールとのプレミア首位攻防戦から先発5人を変更。負傷のGKエデルソンとデ・ブライネの代役にGKオルテガ、コバチッチを、ストーンズとアケ、アルバレスに代えてルベン・ディアス、グヴァルディオル、ドクを起用した。

一方、チャンピオンシップ(2部)のブラックバーンをPK戦の末に破って準々決勝へ駒を進めたニューカッスル。直近のプレミアリーグではチェルシー相手に厳しい2-3の敗戦を喫した中、2試合連続のビッグマッチでは先発2人を変更。リヴラメント、アルミロンに代えてラッセルズ、マーフィーを起用。並びを[5-3-2]に変更した。

ボールを握りつつ相手の出方を窺う入りを見せたシティ。オープンスペースのドクの個人技で相手守備をけん制しつつ、押し込んだ際にはコンビネーションで5バック攻略を図る。

なかなかフィニッシュまで持ち込めない状況が続く中、意外な形からファーストシュートが先制点に繋がる。13分、押し込んだ流れでボックス手前右でロドリからパスを受けたベルナルド・シウバがそのままボックス内に持ち込んで右足を振ると、DFバーンが出した足に当たって大きくディフレクトしたボールがゴール左隅の絶妙なコースに決まった。

幸先よく先制に成功したシティだが、以降はニューカッスルの強度の高い守備に苦戦。決定機こそ作らせないものの、序盤同様に攻撃の形を作り出せない。

それでも、前半半ば過ぎの31分には再び押し込んだ流れからボックス手前右でルベン・ディアスから足元にパスを受けたベルナルド・シウバがカットインからペナルティアーク右で左足を振ると、ゴール前でDFボトマンの頭にディフレクトしたシュートがGKドゥブラフカの反応の逆を突く形でゴールネットに吸い込まれた。

不運な形の2失点で厳しくなったニューカッスルは36分、右からのクロスをファーのバーンが頭で折り返したボールをゴール前のイサクがボレーで合わせる。しかし、ピッチに叩きつけたシュートはGKオルテガのビッグセーブに阻まれた。

その後、相手が前がかりになったこともあって、徐々にカウンターやギャップを使った攻めでチャンスを作り始めたシティは、ドクとフォーデンのドリブル突破からのシュートにセットプレーからルベン・ディアスのヘディングシュートで3点目に迫ったが、GKドゥブラフカの好守もあって突き放すことはできなかった。

互いに選手交代なしで臨んだ後半はシティが押し込む入りに。ボックス付近で果敢に仕掛けるドク、ハーランドが際どいシュートを放っていく。

一方、後半も押し返せないニューカッスルは62分に一気に4枚替え。マイリー、アンダーソン、アルミロン、ホールとフレッシュな若手選手をピッチに送り込む。だが、この大胆な交代策も流れを引き寄せる一手とはならなかった。

後半半ばから終盤にかけてはシティが余裕を持ったボール回しで、リスクを冒すことなく時計を進めていく。これによってゴール前の攻防が少ないクローズな展開が続いたまま、試合は静かにタイムアップを迎えた。

そして、ベルナルド・シウバの2ゴールの活躍によってニューカッスルを撃破したシティが6シーズン連続のFAカップ4強入りを決めた。

2024年3月17日(日)4:34

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