★浦和のなでしこFW清家貴子が「9」試合連続ゴールでJ1記録のサリナス超え、Jリーグ記録にも並ぶ! 大宮Vとの“さいたまダービー”で快勝、2位I神戸はS広島Rに敗れる【WEリーグ】

©超ワールドサッカー
18日、2023-24WEリーグ第15節の6試合が行われた。

ミッドウィーク開催となった今節。

記事全文

18日、2023-24WEリーグ第15節の6試合が行われた。

ミッドウィーク開催となった今節。大宮アルディージャVENTUSと三菱重工浦和レッズレディースの“さいたまダービー”がNACK5スタジアム大宮で行われた。

7連勝と圧倒的な強さを見せつけて首位に立つ浦和。なでしこジャパンのFW清家貴子は8試合連続ゴールのWEリーグ新記録を更新中となっている。

試合は開始2分に伊藤美紀のゴールが決まり浦和が早々に先制すると、出鼻をくじかれて浮き足立ってしまった大宮Vを尻目に、10分、14分と島田芽依が連続ゴール。あっという間に3点のリードを奪った。

すると24分には待望のゴール。塩越柚歩のスルーパスを受けた清家がボックス内で反転し右足シュート。これがニアサイドを抜いてゴール。ついに連続ゴールを「9」に伸ばした。

なお、9試合連続ゴールは日本のトップリーグで最長記録に。Jリーグでは元スペイン代表FWフリオ・サリナスが横浜マリノス時代にシーズンを跨いで8試合連続ゴールを記録。清家はこの記録を抜いて「9」とした。なお、Jリーグ記録は2015年のJ3でレノファ山口FCの岸田和人が9試合連続ゴールを記録しており、日本記録とも並んだ。

あっという間に4点を奪った浦和は、なでしこジャパンの活動や連戦の疲労を考慮し、石川璃音を前半途中で下げる策に。また後半開始時にも、清家、島田のスコアラーと栗島朱里を下げるなど選手を入れ替えると、後半はあまり押し込むことができずに0-4のまま勝利を収め、8連勝を達成した。

2位のINAC神戸レオネッサはアウェイでサンフレッチェ広島レジーナと対戦。S広島Rは新スタジアムのエディオンピースウイング広島で初勝利を収めたい中、12分と34分に藤生菜摘が連続ゴール。I神戸はなかなかチャンスを作れずに2-0で敗戦。試合消化に差がありながら、首位の浦和との勝ち点差が「7」に開くこととなった。

3位のアルビレックス新潟レディースは、アウェイでちふれASエルフェン埼玉と対戦。34分に道上彩花のゴールで先制するも、49分に吉田莉胡のゴールで追いつかれる。1-1のまま試合が終わるかと思われたが、後半アディショナルタイム2分に児野楓香のゴールが決まり、1-2で勝利を収めた。

その他、日テレ・東京ヴェルディベレーザはホームにノジマステラ神奈川相模原を迎えて3-1で快勝。ジェフユナイテッド千葉レディースvsセレッソ大阪ヤンマーレディースは0-2でC大阪が勝利。AC長野パルセイロ・レディースvsマイナビ仙台レディースは2-2の引き分けに終わった。


◆2023-24WEリーグ第15節

日テレ・東京ヴェルディベレーザ 3-1 ノジマステラ神奈川相模原
大宮アルディージャVENTUS 0-4 三菱重工浦和レッズレディース
ちふれASエルフェン埼玉 1-2 アルビレックス新潟レディース
ジェフユナイテッド千葉レディース 0-2 セレッソ大阪ヤンマーレディース
AC長野パルセイロ・レディース 2-2 マイナビ仙台レディース
サンフレッチェ広島レジーナ 2-0 INAC神戸レオネッサ

◆順位表
1位:三菱重工浦和レッズレディース(勝ち点41/+28/16試合)
2位:INAC神戸レオネッサ(勝ち点34/+17/15試合)
3位:アルビレックス新潟レディース(勝ち点32/+7/16試合)
4位:日テレ・東京ヴェルディベレーザ(勝ち点29/+16/15試合)
5位:大宮アルディージャVENTUS(勝ち点20/-6/15試合)
6位:サンフレッチェ広島レジーナ(勝ち点19/0/15試合)
7位:ちふれASエルフェン埼玉(勝ち点19/-3/15試合)
8位:ジェフユナイテッド千葉レディース(勝ち点16/-5/15試合)
9位:マイナビ仙台レディース(勝ち点15/-11/15試合)
10位:セレッソ大阪ヤンマーレディース(勝ち点14/-9/15試合)
11位:AC長野パルセイロ・レディース(勝ち点14/-10/15試合)
12位:ノジマステラ神奈川相模原(勝ち点2/-24/15試合)

【動画】浦和FW清家貴子が圧巻の「9」試合連続ゴール!




2024年4月18日(木)21:55

mixiチェック
LINEで送る
【関連ニュース】
ブライトン清家貴子が追加点奪取に決勝アシスト! 植木理子出場のウェストハムに打ち勝つ
大岩剛監督が2度目のAFC年間最優秀監督賞、清家貴子が女子年間最優秀選手賞を受賞!【AFCアニュアルアワード】
「ちょっと悔しさは残る」決定機のシュートはポスト直撃…なでしこMF清家貴子は不完全燃焼の一戦に「得点だったりにこだわっていた」
「空間で受けて前を向くのは自分の特長」ポジション変更から追加点のMF藤野あおば、なでしこの改善点も指摘「ボールロストも多かった」
「ディスカッションはできた」内田篤人コーチとのクロスの話し合いもあった守屋都弥、見事な1アシストは「萌々子が上手く入ってきてくれた」
戻る
© livedoor