★「防戦一方ではないが...」万策尽きた感拭えぬ最下位シェフィールド・U、指揮官も残留を半ば諦め

Getty Images
シェフィールド・ユナイテッドのクリス・ワイルダー監督はお手上げか。

1年でのチャンピオンシップ(イングランド2部)降格が目前の最下位シェフィールド・U。

記事全文

シェフィールド・ユナイテッドのクリス・ワイルダー監督はお手上げか。

1年でのチャンピオンシップ(イングランド2部)降格が目前の最下位シェフィールド・U。残り4試合で残留圏内17位とは勝ち点「10」差…ここまでの戦いぶりからも逆転残留への道筋は見えない。

今季途中就任で3シーズンぶり再登板のワイルダー監督も最近は意気消沈気味。以前のような完成度をいきなり構築できるはずもなく、かつて最後の砦だったGKディーン・ヘンダーソンも、もういない。

敵地で逆転負けのマンチェスター・ユナイテッド戦(24日)をクラブ公式サイトのインタビューで振り返ると、今季を「惜しかったけど負けは負け」の連続との旨をコメント。そのタイトルは広報担当者に「ワイルダーがポジティブな要素を取り除く」と名付けられた。

「得るものがない試合なんてない。オールド・トラッフォードでの試合はそれ自体が選手にとって刺激だし、気分を高揚させてくれる」

「選手たちは今回も各々が奮闘し、チームのために走ってくれた。しかしだ。その結果は“今回も”我々の陣営誰もが失望するものとなった」

「ユナイテッド相手に防戦一方だったわけではないのに『いくつかの場面・瞬間で我々が勝れば、勝ち点を1でも積み上げれたのに…』なんて試合は今回が初めてではない…」

半ば残留を諦めている様子が垣間見えるワイルダー監督。この日、U-21チーム登録のMFオリバー・アルブラスター(19)にゲーム主将を託したのも、「驚くべきことではない」と言うが、どう考えてもチームの来季以降、または選手個人の将来をある程度見据えてのもの。

愛着あるクラブを救いに帰ってきた功労者だが、チャンピオンシップ降格は目の前だ。

◆残留争い(全チーム残り4試合)
15位 ブレントフォード | 勝ち点35 | -7
16位 エバートン | 勝ち点33 | -12
17位 フォレスト | 勝ち点26 | -18
—残留圏内—
18位 ルートン・タウン | 勝ち点25 | -28
19位 バーンリー | 勝ち点23 | -32
20位 シェフィールド・U | 勝ち点16 | -59

2024年4月26日(金)19:05

mixiチェック
LINEで送る
【関連ニュース】
シェフィールド・ユナイテッド、3節を残して1年でのチャンピオンシップ降格が決定…
ブルーノが逆転導く2ゴールで直近5戦7発! 「一番は勝つこと」
テン・ハグ監督がネガティブな点もありと語る逆転劇 「学ばないと。勝利には満足だがね」
ブルーノ・フェルナンデスが2G1Aと躍動!最下位ブレイズを下したユナイテッドがリーグ戦5試合ぶりの白星【プレミアリーグ】
後半ATに勝ち星逃す…ポチェッティーノ監督「引き分けは両チームにとってフェア」
戻る
(C) SEESAW GAME, Inc.