★一時逆転もダービーものにできずのナポリ、指揮官は自軍のパフォーマンス評価「値したはずの勝利は得られなかった」

Getty Images
ナポリのフランチェスコ・カルツォーナ監督がローマ戦を振り返った。クラブ公式サイトが伝えた。

記事全文

ナポリのフランチェスコ・カルツォーナ監督がローマ戦を振り返った。クラブ公式サイトが伝えた。

直近2試合は格下相手に1分け1敗と振るわない状況が続く8位ナポリ。欧州大会出場に近づくため勝利が欲しい中、28日のセリエA第34節では5位ローマとのデルビー・デル・ソーレに臨んだ。

前半をゴールレスで折り返すと、先に試合を動かしたのはアルゼンチン代表FWパウロ・ディバラがPKを沈めたローマ。しかし、64分にはウルグアイ代表DFマティアス・オリベラのシュートがディフレクトする形でゴールに吸い込まれ、ナポリがすぐさま同点とする。

さらに84分には、ジョージア代表FWクヴィチャ・クワラツヘリアが獲得したPKをナイジェリア代表FWビクター・オシムヘンが決めて逆転。それでもローマも諦めず、後半アディショナルタイム直前にCKからイングランド代表FWタミー・エイブラハムが押し込んで2-2のドロー決着となった。

試合についてカルツォーナ監督は、「パフォーマンスはポジティブで、クオリティとプライドを感じた」とコメント。「残念ながら、我々に値したはずの勝利は得られなかった」と勝ち点「3」を逃したことを悔いている。

また、途中起用したコートジボワール代表MFハメド・トラオレを終盤に下げた意図も説明。結果的にやられてしまったが、ローマの空中戦の強さに対抗するためノルウェー代表DFレオ・エスティゴーアを投入したようだ。

「我々は2つの重要な局面でミスを犯した。セットプレーでのローマの強さを知っていたから、最後のコーナーでヘディングを得意とするエスティゴーアを投入し、空中戦で優位を得ようとした」

「試合中に投入したトラオレを下げたが、最後の数分はフィジカルが必要だった。残念ながら十分ではなった」

「失点を振り返ると、コーナーからのクロスの場面ではもっとボールにアタックするべきだった。これはミスだった。だが、もう終わったことだし、前を向いている」

また、カルツォーナ監督は逆転での欧州大会出場権獲得の可能性についても言及。今回の引き分けでまた一歩遠のいたと認めたものの、チームの奮闘ぶりを強調した。

「良いパフォーマンスを見せたから、この試合を終えてリラックスしている。勝てなければ全てがより難しくなるのは明らかだ。しかし、今日の我々はおそらくリーグ戦における最高のチームだったし、それに見合う結果を残したと繰り返し言いたい」

2024年4月29日(月)13:58

mixiチェック
LINEで送る
【関連ニュース】
オシムヘン後釜探すナポリ、今季プレミアで13ゴールの大型FWに関心か
噂に挙がるも1年以上フリーのコンテ氏、副官が本人の意思明かす「ピッチに戻りたいという強い願望を…」
ナポリ撃破のボローニャがCL出場へ大きく近づく【セリエA】
人気銘柄グズムンドソン、希望はイタリアでのキャリア続行?「この国、このリーグが大好き」
オシムヘンがヒザ負傷か…ウディネーゼ戦終盤に交代
戻る
(C) SEESAW GAME, Inc.