U-23日本代表の大岩剛監督が、AFC U23アジアカップの優勝を喜んだ。
3日、AFC U23アジアカップ決勝が行われ、U-23日本代表はU-23ウズベキスタン代表が行われた。
2016年以来2度目の優勝を目指す日本と、2018年以来2度目の優勝を目指すウズベキスタン。2年前の前回大会は準決勝で対戦し、ウズベキスタンが2-0で勝利していた。
アジア王者を懸けた戦い。今大会無失点のウズベキスタンを相手に日本は前半はシュート1本という苦しい展開に。後半立ち上がりに攻め込むも、その後は押し込まれていくこととなった。
ゴールレスで90分が終了。長いアディショナルタイムに入った中で、日本は相手陣内でのボール奪取から最後は山田楓喜が左足ミドルを決めて先制。このまま勝利かと思われたがその後にウズベキスタンにPKを与えるも、GK小久保玲央ブライアンがビッグセーブ。1-0で日本が勝利し、見事に優勝を掴んだ。
試合後、フラッシュインタビューに応じた大岩監督は「非常に厳しい試合で、選手たちが非常に良く頑張ってくれたと思います」と優勝を喜んだ。
選手たちに対しては「選手だけじゃなく、スタッフ含めて全員で戦ってきましたので、大いに喜んでパリ・オリンピックに向かいたいです」と語った。
苦労も絶えなかった大会だったが「全部です。苦労しました。本当に選手たちがよくやってくれました」と、大変な戦いの連続だったと振り返った。
最後に、現地に多く集まったファン・サポーター、そして日本からも深夜に声援を送ってくれたファン・サポーターへメッセージを送った。
「国民の皆さんに非常に心配させたり、ヒヤヒヤさせたりしたと思いますけど、アジアチャンピオンとしてパリ・オリンピックに向かいますので、また再度我々の背中を押していただければ大変嬉しいです。よろしくお願いします」
この勝利で日本はアジア1位となり、パリ・オリンピックではグループDに入ることに。パラグアイ、マリ、イスラエルと対戦することが決まった。
【動画】後半AT、山田楓喜が日本を優勝へ導く左足ミドルを決める!!
【動画】絶体絶命のPKのピンチを小久保玲央ブライアンが完璧セーブ!!