日本代表の森保一監督が6月に行われる2026年北中米ワールドカップ(W杯)アジア2次予選兼AFCアジアカップサウジアラビア2027予選の2試合に向け、招集メンバー26名を発表した。
北朝鮮代表戦の不戦勝も含め、4戦4勝で2次予選突破が確定済みの日本。
日本代表の森保一監督が6月に行われる2026年北中米ワールドカップ(W杯)アジア2次予選兼AFCアジアカップサウジアラビア2027予選の2試合に向け、招集メンバー26名を発表した。
北朝鮮代表戦の不戦勝も含め、4戦4勝で2次予選突破が確定済みの日本。6月6日にアウェイのミャンマー代表戦に臨んだ後、11日にシリア代表をエディオンピースウイング広島に迎え撃つ。
注目のメンバーでは伊東純也や、浅野拓磨、鈴木彩艶らが外れるなか、鎌田大地や、冨安健洋、谷晃生らが復帰に。鈴木唯人は2022年1月以来のフル代表返り咲きを果たした。
すでに突破が決まっての戦いだが、森保監督は「2次予選を連勝で締めくくるとともに、9月から始まる最終予選の良い準備につなげられるようこの6月シリーズを戦っていきたい」と話す。
そのなかで、「この2試合で選手やシステムを試したりして、全体的に戦術の浸透度を上げていき、最終予選につなげていけるよう活動していきたい」と続けた。
今回の選手選考にも「選手のコンディション等々、個々を見つつ、これまでの取り組みを再確認したり、さらに積み上げで選手とともにチームでレベルアップしていきたい」と述べた。
そんな招集選手のなかで注目なのがデンマークで存在感を輝かせる鈴木で、指揮官もJリーグ時代から継続して注視していると言い、期待する部分を語った。
「デンマークで日本と違ったサッカーのなかで、国際試合でより力を発揮できるところを見させてもらっている」
「彼の良さである得点に絡んだり、攻撃の良さを局面ごとに激しく戦いながらも発揮しているので、招集させてもらった」
「今の実力でも戦力になれると思うが、さらにこれからの6月の活動で成長してもらえると期待している」
昨年11月以来の代表復帰となる鎌田にも「チームのなかでチームを勝たせる存在感を発揮してくれている」と評した。
「本人の良さである攻撃でも、守備でも貢献しながらリズムを生み出し、得点にも絡んでいくところができていると思う」
「試合にも出続けているということで、コンディションも非常に上がってきていると感じる」
一方で、引き続き選外の伊東については「私が知る限り、3月の状況と変わらずということと、3月と同じで彼を守るために招集を今回もしなかった」と説明した。