14日、ユーロ2024がいよいよ開幕。ドイツで行われる今大会は24カ国が出場し、7月14日までの1カ月間開催される。
今大会には最後の国際大会になる選手や、所属クラブで躍動した若手選手まで、622名の選手にプレーの可能性がある状況。出場24カ国を注目選手と共に紹介していく。
■ハンガリー代表
出場回数:3大会連続5回目
最高成績:3位(1964)
ユーロ2020結果:グループステージ敗退
予選結果:グループG・1位
監督:マルコ・ロッシ
◆注目選手
MFドミニク・ソボスライ(リバプール)
2000年10月25日(23歳)
2023-24シーズンからリバプールに加入したソボスライ。日本代表MF遠藤航、アルゼンチン代表MFアレクシス・マク・アリスターと共に、中盤で期待を寄せられた1人だ。
リバプールが7000万ユーロ(約118億円)の契約解除金を支払って獲得したRBライプツィヒから逸材。フィジカルも強く、テクニックを持ち合わせ、ブンデスリーガで異彩を放っていたソボスライは、ユーリティティ性も魅力だ。
インサイドハーフがメインだが、元々はサイドアタッカーとしてプレー。ザルツブルク時代には南野拓実(モナコ)と両サイドを形成していたアタッカー。その後、ライプツィヒでシャドーのポジションでプレーし、より攻撃的な力を見せつける。
ハンガリー期待の才能は“天才”と称されており、キックの精度がとにかく高く、ミドルシュートはお手のもの。威力、精度と申し分なく、リバプールでの1年目は数字を残せなかったが、ユーロの舞台での活躍に期待がかかる。
◆試合日程
▽6月15日(土)
《22:00》
【A】ハンガリー代表 vs スイス代表
▽6月19日(水)
《25:00》
【A】ドイツ代表 vs ハンガリー代表
▽6月23日(日)
《28:00》
【A】スコットランド代表 vs ハンガリー代表
◆招集メンバー
GK
1.ペーテル・グラーチ(RBライプツィヒ/ドイツ)
12.デーネシュ・ディブス(フェレンツヴァーロシュ)
22.ペーテル・サッパノシュ(パクシュFC)
DF
2.アダム・ラング(オモニア・ニコシア/キプロス)
3.ボトンド・バログ(パルマ/イタリア)
4.アッティラ・サライ(フライブルク/ドイツ)
5.アッティラ・フィオーラ(フェヘールヴァール)
6.ヴィリー・オルバン(RBライプツィヒ/ドイツ)
7.ロイク・ネゴ(ル・アーヴル/フランス)
11.ミロシュ・ケルケズ(ボーンマス/イングランド)
14.ベンデグーズ・ボラ(セルヴェット/スイス)
18.ジョルト・ナジ(プスカシュ・アカデーミア)
21.エンドレ・ボトカ(フェレンツヴァーロシュ)
24.マールトン・ダルダイ(ヘルタ・ベルリン/ドイツ)
MF
8.アダム・ナジ(スペツィア/イタリア)
10.ドミニク・ソボスライ(リバプール/イングランド)
13.アンドラス・シャーファー(ウニオン・ベルリン/ドイツ)
15.ラスロ・クラインハスラー(ハイドゥク・スプリト/クロアチア)
16.ダニエル・ガズダグ(フィラデルフィア・ユニオン/アメリカ)
17.カラム・スタイルズ(サンダーランド/イングランド)
26.ミハーイ・カタ(MTKブダペスト)
FW
9.マルティン・アダム(蔚山現代/韓国)
19.バルナバス・ヴァルガ(フェレンツヴァーロシュ)
20.ロランド・サライ(フライブルク/ドイツ)
23.ケヴィン・チョボト(ウーイペシュト)
25.クリストフェル・ホルヴァート(ケチケメート)
【動画】ソボスライ、シーズン序盤のリバプールでの活躍