元日本代表FW久保裕也がハットトリックの活躍を見せた。
16日、メジャーリーグ・サッカー(MLS)の第19節でサンノゼ・アースクエイクスvsFCシンティナティが行われた。
久保が所属するシンシナティティにとってはアウェイゲーム。イースタン・カンファレンスで2位につけるシンシナティとウェスタン・カンファレンスで最下位のサンノゼ・アースクエイクスが対戦した。
かつてはストライカーとして活躍していたくぼは、現在はボランチやトップ下など中盤でプレーしている。
久保はベンチスタートとなった中、前半はゴールレスで終了。それでも53分にシンシナティが先制する。
しかし、57分に追いつかれると、久保は64分から登場。前線で起用されるも、72分に再び失点し逆転を許してしまう。
苦しい状況となったシンシナティだったが、ここから久保が躍動する。
まずは78分、自陣からのカウンターを仕掛けると、広大なスペースへのルチアーノ・アコスタのスルーパスに抜け出した久保が1vs1に。相手ボックスに入ったところでシュートフェイントで相手の足を開くと、股の間を通して落ち着いて流し込み2-2の同点に追いつく。
2-2としたシンシナティだったが、久保は止まらない。80分、ボックス左からドリブルでアコスタが侵入。ワンツーで持ち運んでいくと、最後は久保が倒れ込みながらシュートを流し込み、シンシナティが逆転に成功する。
さらに87分、相手のパスをカットすると、再びカウンター。アコスタからのスルーパスを後方から飛び出した久保が受けると、GKとの一対一を冷静に流し込んでゴール。10分間で衝撃のハットトリックを記録。チームも2-4で勝利を収めた。
【動画】久保裕也が10分間で衝撃のハットトリック達成!